暁のヨナ・第257話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜花とゆめ 2024年10号,11号

「花とゆめ」2024年10号,11号に掲載されている「暁のヨナ」第257話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

夢で過去と未来を行き来するヨナ

ヨナは度々、強烈な睡魔に襲われ、夢を見るようになっていました。夢はやけに現実的ですが、時間軸が現在とは明らかにズレています。

もしかしたらヨナは、未来を夢で見ているのかもしれません。

そんな中、ヨナが次に引き寄せられた夢は、初代緋龍王と四龍がいる過去の時代で……！？

夢の意味とは

ヨナは度々、夢の中に引き寄せられるようになっていました。どうやらヨナを夢の中に引き寄せている何らかの存在があるようです。それが人なのか別の何かなのかは、今のところ全く明らかになっていません。

緋龍王たちを繋ぐ存在

どういうわけか、ヨナの夢の中の初代緋龍王は、その時代にいるはずのないヨナの存在を感じとります。どうやら緋龍王たちは、夢の中に引き寄せている謎の存在を介して、時間を超越して繋がりを持っており、互いをわずかながら認識できるようなのです。

謎の存在は緋龍王の夢を叶えるのが目的？

そもそもヨナが夢の中で過去を見ているのは、謎の導き手によって「ヨナが望む場所へ導かれたから」でした。ヨナは直接的に過去へ渡りたいと願ったわけではありませんが、行方知れずのゼノの居場所を知りたいと強く願ったのです。そしてヨナは、夢の中で出会った初代緋龍王から、現在のゼノの行方についてヒントを与えられたのでした。

初代緋龍王の願い

一方で、初代緋龍王は、緋の病によって残り僅かな命と戦っている最中でした。そんな中で四龍を残して自分だけが旅発つことを嘆き、もう少しだけ生きながらえたいと強く願ったところに、ヨナが現れたのだと言います。緋龍王は結果的に自分の遠い後継であるヨナに、残していく四龍や不死の龍ゼノのことを託すのです。謎の導き手によって、初代緋龍王の願いがヨナに紡がれた状況となったのでした。

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謎の導き手は神のような存在なのでしょうか？緋龍王にのみ干渉してくる存在のようですが……。導き手の正体として一番有力なのは、まさに「緋龍」な気がします。作中には四龍以外の龍の存在は確認できていませんが、そもそも緋龍王が緋龍の力を分け与えられた存在なのだとしたら、この世に緋龍そのものが存在していないといけません。

さて、次回はずっと行方知れずだったゼノが見つかりそうな兆しがあります。初代緋龍王を始めとして、これまで何人もの仲間を失ってきた孤独な黄龍のゼノ。果たして今ゼノが抱えている思いとは……？ヨナはゼノの心を救うことができるのでしょうか。