暁のヨナ・最新195話のネタバレと感想｜花とゆめ18号

2020年8月20日発売の「花とゆめ」18号に掲載されている「暁のヨナ」第195話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

暁のヨナ・第195話のネタバレ

高華国王にして父であるジュナムの危篤に駆けつけるイルとユホン！

瀕死のジュナムの口から2人に告げられた最後の厳命…それは、次期国王をイルにするというものでした…！

 

2人にそれを伝えた2日後、ジュナム陛下は死去。 次期国王をイルにするという話は、国中に大きな衝撃を与えます。 いつだって戦の戦闘に立って民を導き続けてきてくれたのは、イルではなくユホンでしたからね…。 ユホン自身も自らが次期国王になると思い込んでいたため、事実を受け入れるのに苦労します。

ヨンヒはそんなユホンをただ見守ることしかできませんでした。

 

彼女の緋の病も着実に進行を進めてきています…。 ある時ヨンヒが庭で倒れたのをきっかけに、ユホンは自分の妻が緋の病を発症している事実を知ります。

ヨンヒらは療養のため城を出て静かな場所で過ごすこととなるのですが…。 せっかく仲良くなったスウォンとヨナも離れ々れとなってしまいます…。

 

緋龍城との別れの夜―――。 ベッドで痛みにうなされるヨンヒのもとへ見舞いにきたのは、なんとイルです。 イルは、いつだったかヨンヒに冷たくあたってしまったことを詫び、自分の妻・カシに優しくしてくれたことに礼を言いました。 最後には身体をいたわって元気になってくださいと言葉をかけてくれます。

ヨンヒは何も話せませんでしたが、その瞳からは涙が流れていました。

 

イルの戴冠式は…民からの歓声が全く上がらない異質な雰囲気の中行われました。 誰もがユホンが王になることを望んでいたのです。

ですがそのユホン自身はというと、すでに事実と折り合いをつけているらしく…民に向かって「新しい国王に対し何だその態度は」と一括してやったと言います。

イルが国王になることはもう決まってしまったこと。 今更ごちゃごちゃ言っても仕方がありません。 ユホンは、味方の少ないイルを自分が支えて国をまとめていくという方向に発送を転換させて、これからも前線で戦い続けると決意を固めています。

どのような形であれ王家と民を守ることこそが彼の本懐です。

一件は落着したように見えました。

 

しかし、とても悲しく衝撃的な事件がその安寧の兆しを打ち砕きます。

ヨンヒが和解できたカシを屋敷へ招きおしゃべりをしようとしたのですが…。

なんとカシはその道中で賊に襲われて命を落としてしまったのです。

“私が屋敷にカシを誘ったからこんなことに…”と自分を責めるヨンヒ。

悲しみに暮れるヨンヒですが…スウォンとユホンがいてさえくれれば彼女はまだ幸せを感じていられることができました。

願わくばどうか少しでも長く共に生きていたい…。

しかし、ヨンヒのそんなささやかな願いが叶うことはありませんでした。

 

このニケ月後…今度はユホンが命を落としたのです。

 

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暁のヨナ・第195話の感想

ユホンの方が先に逝ってしまう…こんなに悲しいことってないですよね。 残されたほうが悲しいとはよく言いますし…ヨンヒの心中はもう絶望でしょう…。 こんなささやかな願いも叶わないなんて…緋の血筋というのは本当に呪いなんじゃないかと感じざるを得ませんね…。

こうして過去を垣間見ていくと、現在のスウォンの考えや心境も予想がついていきますね～。 やはりすべては母を思っての行動という点が大きいのでしょうね～。

ヨンヒがカシを呼びつけたことで命を落としてしまい、イルはヨンヒのことを恨んでいたりはしないのでしょうか？ ヨナがいる分まだ救いはありますが、最愛の妻を亡くした王…イルもなかなかにツライ立場ですねぇ。