十字架のろくにん ・第182話,183話のあらすじ（ネタバレあり）｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん 」第182話と183話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【第180話】弟や母、そして祖父と再び……

至極と漆間がかつては親友同士だったという衝撃の過去を暴露する至極！しかし、あの至極の事なのでその話を信用することはできません。もしかしたらこれも至極の精神攻撃の一環の可能性もありますし、話全てが嘘である可能性も十分にあり得ます。

漆間は真実を確かめる為に、至極が用意したVRの世界へ。しかしそこで漆間は、失ったはずの家族と再会して……。

【第181話】どちらの記憶が間違っているのか！

VRの世界には、幼少期の漆間はもちろん、すでにこの世を去っているいじめっ子5人衆なども登場し、オールスターが揃います。この時点で漆間の精神的なダメージは計り知れません。

しかし、どうもいじめっ子5人衆の印象が、漆間の記憶と相違点が多すぎます。漆間の記憶が間違っているのか、至極が間違った記憶を漆間に見せているかの2択ですが、果たしてどちらが真実なのでしょうか！

あどけないいじめっ子5人衆

漆間はVRの世界の中で、幼少期のいじめっ子5人衆と出会います。現実世界では5人とも漆間の復讐によってすでに命を落としていますが、VRの世界の5人はイジメや復讐なんて匂わせないくらいに純粋無垢な少年たちでした。あまりにも好印象して違和感が否めません。やはり、至極が“都合のいいように作られた記憶を漆間に見せている”可能性が高いのではないでしょうか。

至極が漆間を狙う理由

至極が漆間を狙い続ける理由は、純粋な殺人を行う最初の一人になりたいという感じの動機からです。漆間は運悪くその標的に選ばれてしまっただけなのだと、当初は考えられていました。しかしもし、至極と漆間がかつて親友同士という話が本当だとしたら、至極が漆間をつけ狙うようになった理由がまったくの偶然とは考えられません。漆間と至極の間で、過去に何かあったに違いないのです。

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ようやく漆間と至極の最終決戦が近づいてきたと思いきや、まさかのVR世界への突入です。そう易々とフィーナレは迎えられないということですね。じれったい半面、どこか安心してしまいました。

漆間はVR世界で幼少期の至極と邂逅しますが、いじめっ子5人衆同様に、VR世界の至極は人畜無害そうな、どちらかというと弱々しい少年でした。これがあの極悪卑劣な至極になっていくなんて想像もつきません。

果たして漆間の記憶が間違っているのか、至極が偽りの記憶を見せているだけなのか、真実はどちらなのでしょうか！