十字架のろくにん・第171話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん」第171話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

トラップを使って木部十太郎を振り切ろうとする漆間

北山部隊が生み出したサイコパス老人の木部十太郎に追われながら、漆間一行は“おじいちゃんが残した武器保管庫”へ向かいます！

木部の部下たちは走り方がすでに常人のそれではありません。森の中を忍者走りで爆走して追跡してきます。

木部を含めた追っ手をまくのは至難の業でした。かといってこのまま武器庫へ突っ込めば、武器庫の場所が革命倶楽部に知られてしまう事態になり兼ねません。

そこで漆間は、山中に隠された罠を駆使して木部率いる新北山部隊を振り切ろうと画策します。なにせこの山は、かつて漆間がおじいちゃんと血反吐を吐くほどの猛特訓をした場所。

おじいちゃんが漆間を鍛える為に、数々の罠を仕掛けていた山なのです……。その罠の数々は、実の孫に仕掛けるようなものとは思えぬほど、危険度MAXの罠で！？

殺傷能力が高すぎる罠

おじいちゃんの山には、数々の危険なトラップが仕掛けられていました。当時は猪などのジビエ肉を手に入れる為に利用していた罠のようですが、動物に仕掛けるには殺傷能力が高すぎる罠にも見えました。また、漆間がおじいちゃんと暮らしていた当時は、漆間の特訓用としても活用されていたようです。

おじいちゃんが罠を残した理由

孫の特訓のために仕掛けるにしても、獲物を狩るためだったとしても、おじいちゃんの罠はどれもえげつないものばかりでした。おそらくおじいちゃんは漆間を特訓するためというよりも、「いずれ漆間がこれらの罠を活用して敵を倒せるように」おじいちゃん流の罠の種類や設置場所を漆間に教え込む意味合いの方が強かったのだと思われます。

手の内は木部十太郎に知れている？

しかし、ここで懸念点が浮かび上がります。それは、おじいちゃんの罠が北山部隊流のものであることです。つまり、おじいちゃんの罠の手の内は、元北山部隊の隊員である木部十太郎も熟知しているということになります。まさか元同僚が漆間の敵となるなんて、さすがのおじいちゃんも予想できていなかったのでしょう。

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おじいちゃんトラップにまんまとかかる新北山部隊。おじいちゃんが残した罠は非人道的で、今話は見るに堪えない残虐なシーンがあります。

また、部下がトラップにかかるのを間近で見ていた木部ですが、部下に対する慈悲がなさすぎました。木部は自身に対する部下の忠義心が揺らぎかねない行動をとります。最終的には漆間VS木部のサシの勝負になるような気がしてきましたね。

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