十字架のろくにん・第193話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん」第193話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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最終対決は恋愛ゲーム？

漆間と至極がかつて親友同士だったという衝撃の事実が発覚してから、漆間の精神は揺さぶられっぱなしでした。最後の最後だというのに至極にトドメを刺す意志すら揺らいでしまっている様子。

その動揺は、かつて親友だった至極にたいする同情からなのか本当にこのまま復讐が成功するのかという疑念からなのかは不明。あるいはその両方の感情が渦巻いているのかもしれません。

どうやら最後の対決は、肉弾戦というよりも頭脳戦や精神攻撃を強いられる内容のようです。至極と対峙する漆間の前に現れたのは、囚われの身となった花岡や東、太田刑事や安西刑事（妻）の姿！どうやら至極は、彼女たちの命を天秤にかけて漆間に究極の選択を迫りたい模様。しかしその方法があまりにも馬鹿げていて！？

あまりにもチープな最終決戦？

至極が用意した最終決戦のステージは、まるでテレビの恋愛カップリング番組のようなチープさを醸し出していました。しかし、作中の傾向から考えるに、設定はチープで馬鹿げていてもその内容はかなりエグいものにあっていることが予想されます。

1人の女性を選んで残りは命を奪われる？

ステージに用意されたのは、漆間と深いかかわりをもつ女性5人です。おそらく至極はこの中から1人だけを漆間に選ばせて、残りの女性は漆間の闘争心を掻き立てるために命を奪うつもりなのでしょう。漆間が選ぶ女性はやはり東千鶴か。もしくは漆間の性格から考えれば、誰も選べない可能性もります。第1章では作品の絶対的ヒロインとも言える要があっけなく命を落としたため、もしかしたら今回女性5人全員があっさりやられてしまう可能性もゼロではありません。

結果的に袋の鼠に陥る漆間

至極と漆間の対決は、厳かには行われない模様。むしろ大勢の観客の前で行われる流れです。観客と言ってもおそらくは全員が革命クラブの信者だと思われます。

結果的に大勢の敵軍の中に川奈と2人きりで乗り込む形となってしまいました。この状況ではもし全てのことが順調に進んで至極への復讐を達成できたとしても、直後に信者たちによる報復に遭ってしまうのではないでしょうか？

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最終決戦は至極と漆間の肉弾戦にはならなそうです。至極はあくまでも漆間の精神面を攻撃したい模様。その目的はどうも、漆間の闘争心や復讐心を極限まで高めるためのようです。

ではその上で至極は何をしたいのか？当初の至極の目的は「漆間に自死させる」ことでした。そのために自分が間接的に漆間に干渉し、彼の精神を自死へ追い込むのが至極の目的とされています。それこそが至極の最終的目的である「渇きのない殺人」だとのこと。

しかし、至極自身が死に対して強い憧れを抱いていることも踏まえて考えると、もしかして至極の目的は「復讐心に燃えた漆間に命を奪われる」または「漆間と共に心中」にあるという可能性も否定はできません！

果たして至極は漆間に何をさせたいのか！不運にも漆間と関わってしまった女性5人の命や如何に！