十字架のろくにん・第192話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん」第192話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【第192話】至極の最初の罪が明かされる？

前話までは、いじめっ子たち小学生時代に「初めて犯した罪」について描かれてきました。

千光寺は「破壊衝動」、右代は「性衝動」、円は「マザコンと劣等感」、久我は「正義感に対する不信感」と、それぞれ精神的な問題を抱えており、その弱味を至極につつかれていじめっ子に転じたという経緯があったのでしたよね。

そして今回はいじめっ子たちを爆誕させた至極本人が初めて犯した罪について描かれています。もちろん、他4人のストーリーと比べると、至極の場合は「死」に濃密に絡み付いてくる重めの回想シーンになっていました。

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至極はおそらくギフテッド

至極は幼少期から天才っぷりを発揮していました。知能が高すぎる故に、小学校も同級生の話も教師との会話すらつまらないと感じていたようです。おそらく至極はギフテッドだったのでしょう。

求めていたのは刺激？

幼少期から至極は感情をめったに表さない子供でした。おそらくすべての物事の見通しが立ってしまうため、感情が常に平坦だったのでしょう。驚くこともなければ悲しむことも、そして喜ぶことにさえ乏しかった至極の幼少期。想像しただけでも、異常性を感じます。

至極の心を動かした唯一のものが「死」だった

そんな中で至極が唯一強い興味を示していたのが「死」でした。おそらくそれくらいしか至極の心を刺激できる事象が世の中には存在しなかったのでしょう。至極は次第に目の前で本物の「死」を見てみたいと思うようにすらなります。それが、至極が小学4年生のときの話なのだから驚愕です。

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今回は至極が初めて犯した罪について描かれていました。内容的には至極にしては意外とマイルドでしたが、もちろん一般常識から考えるとありえない内容です。至極の狂った感性が際立っていました。

ここまで5人が小学生時代に犯した罪に関して描かれていましたが、実は漆間が犯した罪についてもサラっと描かれています。たった1文で描かれていたものの、重み感じる印象的な台詞でした。