十字架のろくにん ・第163話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜マガポケ

「マガポケ」掲載されている「十字架のろくにん 」第163話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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橋田市はすでに革命都市と化していた！

漆間たちは、母校がある橋田市の様子がおかしいことに気が付きます。どういうわけか町民たちがまったくいないのです。

そんな最中、町内放送が流れます。流しているのはなんと、至極です！なんと橋田市はすでに住民全員が革命倶楽部の信者になっており……！？

至極は町内放送で、漆間を最高に煽り立ててきて……。

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住民全員が漆間の敵

残念ながら、漆間の故郷はすでに至極によって支配されていました。住民は全員が革命倶楽部の信者であり、至極の手下です。住民たちは漆間を待ち構えていたかの如く、唐突に一斉攻撃をしかけてきます。なんと、子供まで車で崖から落下して漆間の命を狙って……？

再現される家族の市

崖から転落した車。漆間には当たりませんでしたが、車は大炎上します。中には燃えながら助けを求める小さな男の子の姿……まるで、翔の事故を連想させるシーンです。ここで漆間は、至極の町内放送から、両親の事故も翔のが大怪我を追ったのも、全ては至極の仕業だったことを初めて知ります。至極は漆間の復讐心を煽りに煽ります。まるで舞台を盛り上げるための演出のようです。

住民を信者にした方法とは

いくら至極にカリスマ性があるからと言って、市民全員をひとつの宗教の信者にするなんて、まさに神業としか言いようがありません。しかしここで注目したいのは、至極の右腕とも言える百木の存在です。百木は人体実験のプロでした。もしかしたら百木が市民に対して何らかの細工を施して、強制的に信者に仕上げてしまったという可能性もあります。

狙うべきはやはり百木か

もし市民の信者化が百木によって行われたのなら、百木を倒すことで市民の洗脳を解くことができるかもしれません。先の戦闘で純が死に際に百木からの洗脳から解放された例を考えれば、何かがきっかけになって洗脳が一気に溶ける可能性は十分に考えられます。

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残る戦闘は百木と至極だけかと思われていましたが、どうやらそうではないようです。革命倶楽部本部には、漆間に対して復讐を目論む7任の姿がありました。

陰になっていてそれが誰なのかはわかりませんでしたが……1人だけ見覚えのある口元をしている大男がいたのです。角ばった頬の骨格と、高角の下がった口元。その雰囲気は、漆間によって命を奪われたはずのかつてのいじめっ子5人衆の1人、久我にそっくりでした。

また、他にもネコ目の人物も。これは目元だけですが、かつて至極の腰ぎんちゃくですでに漆間に制裁されている円比呂に見えなくもありません。

もしかしたら百木の技術によって、かつてのいじめっ子たちのレプリカが造り上げられているのではないでしょうか……！？

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