コータロー君は嘘つき・第90話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第90話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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家出に終止符！コータロー君とみのりは離ればなれになるのか……！？

2人の逃避行はついに幕を閉じます。みのりとコータロー君は両親に連絡を入れて、駅まで迎えに来てもらうことになりました。

当初はみのりをひとりで家に帰す予定だったコータロー君でしたが、しっかりみのりと一緒に行動してくれています。

考えたくもありませんが、あそこでみのりが食い下がっていなければ、コータロー君はハルキくんと同じ道を辿っていたかもしれません……。

みのりとコータロー君はそれぞれの親に連れていかれますが、コータロー君はそのまま病院へ連れていかれてしまいました。両親はコータロー君の症状が進行していることに気が付いている様子です。

はたしてコータロー君の脳障害の進行は、病院に行って止まるものなのでしょうか。

病院へ向かう車の中で、コータロー君は妙な夢を見ます。その内容は物語に大きく関わってくる内容で……？

夢の内容は、現実か妄想か

コータロー君が見た夢に登場したのは、今は亡きハルキくんとモルタルでした。これまで幻覚のハルキ君は、コータロー君の心を蝕むような言葉ばかりかけてきていましたが、今回は違いました。

コータロー君が過去を乗り越えて前に進めるような魔法の言葉を授けてくれるのです。

なんだか都合よく見えてしまいますが、このハルキ君は幽霊だったのか、それともコータロー君が生み出した妄想なのか、どちらなのでしょうか。

脳障害から生まれた幻覚

ハルキ君がコータロー君のまわりに出現するようになったのは、コータローくんの脳障害の進行が深刻化してからでした。このことから、ハルキ君は幽霊的な存在なのではなく、コータロー君が脳内で生み出した妄想である可能性は高いです。

しかし、物語的にはそのあたりをあやふやにしたほうが読者に考察の余地を与えてストーリーも深みを帯びるため、ハルキ君に関しては最後まで明らかにされない可能性もあります。

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結局、みのりとコータロー君は無事に両親のもとに帰宅しました。本当にただのちょっとした家出で終わってしまいましたね。

とにかくコータロー君が身投げしなくてよかったです。ご両親もそのことを気にしていたらしく、コータロー君を連れ帰ってくれたみのりに感謝している様子でした。

ただ、帰ったきたはいいものの、コータロー君は脳障害が進行しすぎて、もはや他人が何を喋っているのか聞き取ることができなくなっています。

もはやコータロー君に普通の日常は戻ってこないのかもしれません。