コータロー君は嘘つき・第87話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第87話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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2人の家出に終止符？

逃げるようにして家出をしたコータロー君とみのり。

あてもなくコータロー君とただ一緒に過ごす時間はみのりにとって間違いなく幸せで必要なものでしたが、同時に募っていくのは疲労と睡眠不足です。みのりの体力は限界に近づいていました。

みのりの中で、家に帰りたい気持ちとコータロー君といつまでも2人きりでいたい気持ちが交錯します。

その夜はラブホテルへと宿泊した2人。携帯の充電は切れたままで、親には連絡もできません。このままホテルを転々とするわけにもいかず。

2人の逃避行に、早々に終止符が打ちそうな予感がしました。

コータロー君はみのりの本心に気づいている

みのりはホテルで入浴中に、自分の中で「帰りたい」「コータロー君と一緒にいたい」気持ちが入り交ざっていることを自覚しました。その後のコータロー君の反応から察するに、どうやらこのときのみのりの本心はテレパスのコータロー君に伝わってしまっているようです。みのりの本心を無視してこのままコータロー君がみのりを連れまわす可能性は低いですよね。おそらく2人は、そろそろ家出を諦めるのではないでしょうか。

コータロー君は自分の命を諦めているかもしれない

これまでのコータロー君の行動からは、自分の短い命を諦めているような素振りが多く見受けられます。その中でも代表的なのが、みのりとの恋仲を急激に縮めようとしている点です。真香の時もそうでしたが、テレパスたちは短命の自分の命が尽きる前に、この世に生きた証を残そうとしたり、好きな人と少しでも思い出を残そうと焦っているのだと考えられます。

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ホテルに宿泊したみのりは秒速で寝てしまっていました。疲れているから仕方がないとはいえ、色気のかけらもないのはみのりらしいです。

コータロー君は眠っているみのりを見つめて神妙な表情でした。おそらくそろそろみのりを連れまわすのが限界だと感じているのでしょう。早く家に帰してあげなければと思いつつも、このままずっとみのりと2人きりでいたいという気持ちがどうしても勝ってしまっているんでしょうね。

物語の結末についてですが、コータロー君が先立つか、コータロー君がテレパスの短命を克服するかのどちらかしかありません。前者にならないことを祈るばかりです。