コータロー君は嘘つき・第48話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第48話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

真香が最も恐れていたことが判明！

第48話の前半は、真香の回想シーンが続きます。

啓司に対して独占欲と支配欲の片鱗を見せていた真香でしたが、様子が一変しました。反対に、啓司に対して純朴で健気な愛を向けていく様子が描かれていました。

真香の態度が変わった理由は、真香が啓司の恋を直接的に妨害してしまったことにより、啓司があからさまに真香のことを避けるようになったからです。

おそらく真香は、啓司と話せなくなるくらいなら親友ポジションのほうがまだマシだと判断したのでしょう。

真香が啓司にずっと片思いをしつつも、いまいち女としてのアプローチに踏み込めない理由がわかったような気がします。

真香は、今の啓司との関係が壊れることを最も恐れていたのです。

後半ではシーンは現代に戻り、コータロー君とみのりのパートへ。みのりは夏休みだというのに、バイトに勉強にわりと忙しそうにしていました。

どうやらコータロー君は、みのりと2人きりで過ごす時間が欲しいらしく……？

現実を知る真香

真香にとって気が許せる友達は啓司くらいでした。友人としても異性としても、啓司は真香にとって唯一無二の存在だったのです。

しかし、反対に啓司はどちらかというと陽キャで、自然体でも多くの人に好かれるタイプの人間でした。高身長のため女子にもモテます。

結局、真香には啓司は唯一無二の存在でも、啓司にとって真香は大勢いる友人のうちの1人に過ぎなかったのです。

素直に気持ちを伝えていれば……

啓司は単純でわかりやすい性格の男子でした。そのため、相手の女の子が自分に気があるとわかると、途端に意識し始めてしまうという惚れ癖があったのです。

もし、真香が自分の恋心を素直に啓司に打ち明けることができていたら……。現在の啓司と真香は、とっくの昔に恋人同士になっていたかもしれません。

大胆なコータロー君の発言に焦るみのり

登場キャラの中で最も純朴なキャラであるみのりは、コータロー君とヨリを戻したからと言って、デートがしたいとか2人きりで会いたいという欲を全面的に出してきませんでした。

というよりも、そういう発想がそもそもないといった感じです。恋愛経験が乏しすぎて、夏休みの恋人同士が何をするのか、いまいち想像ができなかったのでしょう。

しかしコータロー君のほうは、みのりと2人きりで遊びたいという願望をストレートに伝えてくれます。

あまりにもド直球なコータロー君の態度に、みのりはたじたじといった様子でした。実にみのりらしい反応です。

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コータロー君とみのりは相変わらず仲良しで見ていて安心します。コータロー君からアクションを起こしてくれたおかげで、夏休み中にまた2人がお出掛けする姿が拝めるかもしれません。

前半での真香の回想シーンはドキドキしながら読み進めていました。「支配欲」や「独占欲」といった危険な感情を抱いていた真香が、寸でのところで踏みとどまれたといった危険な状況だったように思えます。

クールに見える真香が、実はとても心が脆くて繊細であることがよく伝わってくる回でした。