コータロー君は嘘つき・第86話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第86話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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家出中のみのりとコータロー君

みのりとコータロー君は、あてもなくただひたすら遠くを目指して進んでいました。家出中だと言うのに、まるで2人で旅をしているかのような気分の2人です。しかし、前に進んでいるように見えて、実際には全力で現実逃避をしているだけでした。

その中でコータロー君は、みのりの意識を操作してから今までため込んできた不安や寂しさを全て吐露します。

記憶を失ったままの方が、辛いことを思い出さずに済んでみのりは幸せかもしれません。そう思ってみのりの記憶を操作し続けて幸せを願い続けてきたコータロー君ですが、いつか実りの中から自分の存在がすっかり消えてしまうことを思うと、寂しくて仕方なくしまったようです。

矛盾する気持ちに戸惑うコータロー君を、みのりが優しく包みます。しかし、そんなみのりにも家出の移動による疲れが溜まり始めていて……。

みのりは完全に記憶を取り戻している

今までみのりは、コータロー君のテレパスの「意識の操作」の能力によって、ハルキ君の自殺や幼少期のコータロー君との出会いを全て忘れていたはずでした。その意識の操作が徐々に弱まり、今のみのりは完全に過去の記憶を取り戻しています。

単純に意識の操作が緩まっただけなのか、コータロー君の能力の強さに変化があったのか、気になるところです。

コータロー君が再び意識の操作を行わなかった理由

ただ、以前コータロー君は、意識の操作は記憶を消すわけではないので時間が経てば思い出してしまうことがあると話していたことがありました。そのことから考えるに、残念ながら今回はみのりがコータロー君との思い出の場所に到達してしまったことにより記憶が戻ったと考えるのが妥当です。

しかし、みのりの記憶がもどった時点で、コータロー君が再び意識の操作をし直せば元通りに戻ったはず。コータロー君がそうしなかったのは、本当はみのりに自分のことを覚えておいてほしかったからなのだと考えられます。

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家出中、2人はファミレスなどで夜を明かしています。まともに眠ることができない中で長距離を歩き続けているということになりますね。そりゃ疲れも溜まりますよ……。

みのりの体力が限界であることを悟ったコータロー君は、大胆にも“ある場所”へ宿泊することを提案。ここにきて2人が一緒のベッドで眠る展開に！ここまできたら、何もないわけがありませんよね！

それにしても家出が発覚した直後に2人が海岸にいるシーンが入ったため、もしかしたらこのまま2人で心中でもしてしまうのでは！？と思われましたが……全然そんなことなくて良かったです。