コータロー君は嘘つき・第64話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「コータロー君は嘘つき」第64話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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コータローとハルキの出会い

第64話は、前話から引き続き、コータロー6歳の頃の話です。

第62話で真香から「コータローが過去にあったことがあるテレパス」について問い詰められたコータローが、昔を思い返しながら説明している“回想シーン”の続きだと思われます。

コータローが目覚めると、そこは見慣れた診療所でした。そこにいたのは、いつもの先生と“ハルキ”という名の青年です。前話のラストで登場した不審人物ですね。

ハルキは「自分もコータロー同様にテレパス」「これまで能力を隠して生きてきた」「自分はテレパスの第二段階でありコータローよりも能力が高い」と説明してきました。

いきなりそんな説明をされてもわけがわからないコータロー。なにせ、大人びているとはいえコータローはまだ6歳です。それに何だかここに来るまでの記憶が曖昧で、頭がボーッとしています。

そんなコータローに、今度は先生が「ハルキの能力」について説明をしてくれます。しかし、説明の途中で先生はいきなり鼻血を垂らして……！？

明らかに様子がおかしい先生ですが、ハルキはまったく同様する素振りを見せません！

先生に「操作」の能力を使うハルキ

鼻血を垂らしながら、やたら早口でハルキの能力を説明してくる先生。それを見て全く動揺しないハルキ。状況から察するに、おそらくハルキが先生を操作して、テレパスの能力の検査や説明をさせたのだと考えられます。

コータローも「操作」で連れてこられた

診療所についたときに記憶が飛んでいる気がしたコータロー。おそらくコータローも先生同様に、ハルキに「操作」の能力を使われてここまで連れてこられてしまったのでしょう。しかし、どうやらハルキにはコータローを傷つけるつもりはないらしく、むしろコータローを仲間に引き入れたいといった様子で……？

ハルキの目的

ハルキはこれまで能力を隠して生きてきましたが、そんなコソコソとした人生に嫌気がさしている様子でした。また、SNSを駆使して同族数人とすでにコンタクトをとっているハルキ。そして今回は自ら能力持ちのコータローに会いにくる積極性をもっています。もしかしたらハルキは、テレパスを集めて世間に対して何かアクションを起こそうとしているのかもしれません。

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コータローにとってハルキはいい影響を与える大人には見えませんでした。むしろハルキの側にいると、テレパスとそうじゃない人を隔てる差別的な考えがどんどん促進されていきそうです。

ただ、ハルキも根が悪い人間ではない様子。おそらくこれまでテレパスではない人から辛い思いを強いられてきたのだと考えられます。

コータローの回想シーンは次回もまだ続きそうです。

ハルキとの出会いがその後どうなったのかも気になりますが、コータローとみのりの幼少期がもっと見たいなぁと感じました。2人を見ていると癒されるので……。

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