コータロー君は嘘つき・第55話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第55話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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楽しいはずの夏祭りが一転！ホラーな展開に……？

みのりは、地元で有名な肝試しスポットに、なぜか見覚えがありました。記憶を頼りに、ずんずん奥へ進んでいきました。

啓司とりんかちゃんはその場に放置です。

ある場所まで進んでくると、みのりは突然、激しい頭痛に襲われます。そして目の前に広がったのは、噂にあった例の首吊り現場です。

みのりはここには一度も来たことがないはずですが、妙に鮮明な記憶の断片が蘇ります。

ここに来たことなんてないはず。ましてやここで首吊り事件があったなんて、さっき聞いたばかりの噂です。

それなのに、みのりはなぜか、この場所で起きた首吊り事件の光景を覚えていたのでした。

みのりはなぜ記憶を失っているのか？

もちろん、目の前に広がったのはみのりの意識の中の光景なので、実際に今、目の前に首吊り死体があるわけではありません。

意識の中の光景ということは、おそらくその光景はみのりの中で記憶として残っているということなのでしょう。

みのりは一体誰の首吊り死体を見たのか？どうしてそんなショッキングな出来事を忘れてしまっているのか？

鍵を握っているのは、やはりコータロー君なのでしょうか……。

コータロー君と真香の会話

以前、テレパス仲間の真香に対して、コータロー君が「操作」の能力を開示したことがありました。そこで真香が気になったのは、コータロー君が他人の意識をどこまで操作できるのか、また、記憶の操作を行うことができるのかという点でした。

このときのコータロー君の意味深な表情から察するに、おそらくコータロー君は操作の能力の全てを真香に打ち明けたわけではない可能性が高いと考えられます。

つまりコータロー君は、他人の記憶を操作する能力も持っている可能性があるのです。

みのりはコータロー君に記憶を消されている？

ここで思い出されるのは、みのりが雑木林に入って行ったと聞いた時のコータロー君のやや焦った表情です。

単純にみのりを心配した可能性もありますが、みのりが雑木林に入ると、コータロー君に何か不都合があると考えるのが最も自然ですよね。

このことから、コータロー君は、みのりが雑木林に入ると彼女の記憶が蘇るかもしれないと考えていることがわかり、しかも蘇った記憶はコータロー君にとって都合の悪い内容である可能性があるということになります。

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楽しい夏祭りが、唐突にホラー展開に進んでしまいました。みのりが見たのは一体誰の死体だったのでしょうか。

全貌は明らかになりませんでしたが、亡くなったと思われる人物とみのりの慎重さはかなりありました。

おそらく事件があったのはみのりが幼少期の時で、相手の人物はみのりよりも一回り年上だったと考えられます。

年の離れた知り合いなんてここまで出てきていたかな……読み返してもピンとくる人物はいまいち見つかりませんでした。