コータロー君は嘘つき・第66話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「コータロー君は嘘つき」第66話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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コータローとみのりの幼少期

「テレパスが生きやすい未来を作る」と世間に対する復讐を図るハルキの登場は、6歳のコータローに少なからず大きな衝撃を与えました。

賛同はし兼ねるものの、ハルキの思想が全て間違っているのか正しいのか、今のコータローにはどうしても判断できなかったのです。

また、コータローは両親が「コータローが世間に馴染めるように」と望んでいることもプレッシャーに感じていました。

どちらにしても「今の自分のままではいけない」と思わされる周りの態度や行動が、6歳のコータローにとって得体のしれない焦燥感になっていたのです。

しかし、そんなコータローの緊張感をほぐしてくれたのが、みのりでした。みのりは、今のままのコータローがただ一緒に遊んでくれるだけでいいと、素朴な喜びを伝えてくれたのです。

テレパスが他人と会話するとき

テレパスは勝手に相手の心を読んでしまいます。そのため、「建前」や「嘘」によって相手の発言と思考に大きなギャップがある場合、情報を処理するのに時間がかかって、少なからずストレスを感じてしまいます。コータローもそんな理由で、他人とのかかわりが苦手だったようです。

裏表のないみのり

そんな中で、裏表のない純粋すぎるみのりの存在は、コータローにとって癒しそのものでした。みのりと遊んでいるときだけは、コータローは何も考えずにただ楽しさだけを追求することができたようです。

ハルキはみのりを良く思っていない？

これまで普通に生きることができなかったハルキ。そんな自分が仲間に引き入れようとしたコータローは、操作も使わずに自然体のままみのりちゃんという親友を作っている様子でした。ハルキにとってはおそらくこの事実自体が、あまりおもしろくないことだったのでしょう。ハルキはコータローに積極的に干渉してくるようになります。

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ハルキは人の心を読んだ情報を使って、誰かに成りすますのが得意でした。なんだかハルキの人間性にうさん臭さを感じてしまいます。

また、事あるごとに操作を使って自分に都合のいい状況を作り出すのにも慣れています。この操作の能力が無限に使えるのだとしたら、確かにハルキが掲げる人類の支配も実現可能な範疇に入るのかもしれません。

しかし、そうなったとき、他のテレパスたちと少なからず対立が起きそうですよね。実際にハルキとコータローはすでに相容れぬ関係になりつつありますし。

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