コータロー君は嘘つき・第79話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第79話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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みのりとコータロー君の家族が対面！？

年が明けました。しかし、みのりはモヤモヤとした気持ちを抱いたまま新年を迎えるハメになってしまいます。

というのも、みのりは年明け前に、コータロー君と真香が2人きりで真剣に話をしている現場を目撃してしまったからです。

おそらくみのりは、コータロー君に限って浮気をするわけがないと信じているでしょうし、2人が真剣に話していたのも絶対に色恋の話ではないのはわかっているはずです。

そもそも2人は唯一のテレパス同士。その2人が真剣に話をすることと言えば、ほぼ100％テレパスに関わる話のはず。

しかし、逆にそれはみのりに疎外感を与えてしまったようでした。自分には絶対に踏み入れない領域がコータロー君と真香の間にあると感じたみのりは、漠然とヤキモチを焼いてしまったのです。

モヤモヤとした気持ちを抱えたまま、真相をコータロー君に確かめにいくみのり。しかしそこで遭遇したのは、思わぬ人物でした！

みのりがヤキモチを焼いてしまった理由

コータロー君からの愛情表現は、今のみのりにとっては十分なはずです。若干みのりが前のめりになりつつはありますが、コータロー君だってしっかり積極的なスキンシップをとってくれています。

みのりがコータロー君と真香の浮気を疑っている可能性は、ほぼ0に等しいでしょう。

それでもみのりが2人にヤキモチを焼いてしまった理由は、テレパスの能力に関しては、みのりよりも真香のほうがコータロー君のことを理解しているからではないでしょうか。

なんといっても真香はテレパスの当事者です。

また、コータロー君はテレパスの能力の全てをみのりに開示しているわけではありません。そのあたりの秘匿性が、みのりに漠然とした不安を与えてしまった可能性は十分に考えられます。

コータロー君の両親について

みのりがコータロー君の家で遭遇したのは、なんと、お父さんでした。しかも遭遇の仕方が最高に恥ずかしい感じでした。詳細が気になる方はぜひマンガをチェックしてみてください。

これまで作中でのコータロー君の両親のイメージについてですが、子供想いのいい親でありながらも、コータロー君のテレパスの問題に真剣に向き合うがあまり、コータロー自身とのスキンシップが疎かになりがちだったという少し空回り気味な親であるといった印象があります。

しかし、登場したコータロー君の父親は、少しひょうきんな雰囲気すら感じました。もしかしたら今と昔では、両親の性格も少しマイルドになっているのかもしれません。

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ここで気になることが浮上してきました。そもそもコータロー君は、テレパスの能力の全てを親に開示しているのでしょうか？

人の心が読めるというテレパスの基本的な能力については両親も周知の事実でしょうが、「意識の操作」「記憶の抹消」「寿命が大体20年ほど」という内容まで把握しているのかは、正直怪しいところです。

両親がそのあたりを知っていたとしたら、コータロー君のお父さんが若干ひょうきんな性格に描かれていることに大きな違和感を感じます。

おそらくコータロー君は、両親にも全てを語ってはいないのでしょう。