コータロー君は嘘つき・第78話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第78話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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コータロー君が元気がない理由が明らかに！

雪山民宿の手伝いがひと段落し、明日からはゲレンデへ遊びに行けるかなといったところで、天候が急激に悪化します。みのりたちは強い吹雪に見舞われてしまいました。

なかなか寝付けないみのりがリビングへ降りると、同じく寝付けないらしきコータロー君の姿が。

ほんの一時、2人だけの時間を堪能するみのりとコータロー君です。なんとなくいつもよりみのりが積極的な気がします。

体を密着させる2人。すぐ2階にはクラスメイトたちがいるというのに……完全に2人の世界です。

それぞれの部屋に戻った後、やはりコータロー君の表情はどこか影を帯びているような気がしてなりませんでした。やはりコータロー君の胸の内には、自分に残された寿命のことがずっとチラついているのかもしれません。

そんなコータロー君がふと外を見ると、雪の中にある人物が立っていて……？

スキンシップに慣れていくみのり

最初はコータロー君と触れ合うだけでもテンパっていたみのりですが、最近では自分の方から積極的にスキンシップをとるようになってきました。

ウブだったみのりが徐々にコータロー君との触れ合いに慣れていっている気がします。嬉しいやら寂しいやらといった感じです。

コータロー君にしか見えない人物

今話では、ここ最近コータロー君が時折、影を帯びた表情をする理由が明らかになります。どうやらコータロー君は、時折、そこにいるはずのない“ある人物”の姿が見えるようになっていたのです。

最初は霊的な話なのかと思いましたが、実際にはコータロー君はこの現象を幻覚の類だと捉えている模様。つまり、コータロー君はいよいよ自分の脳が正常に機能しなくなり始めていると自覚しているということです。

テレパスの重症度

テレパスは、その重症度によって脳の機能が次第に正常ではなくなっていきます。同時にテレパスの能力が向上していくという一面もありますが、テレパス本人たちにとって能力の向上は自分の寿命と反比例しているため、まったく嬉しくない現象です。

コータロー君が元気がなかった理由は、自分の寿命の短さを実感するようになってきたからなのでしょう。

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みのりとの絆が深まっていく一方で、コータロー君には着実に死が近づいています。

しかし、テレパスが20歳までに命を落とすという仮説は、あくまでもコータロー君独自の考えにすぎません。

もしかしたらどこかに20歳を越えても生き残っているテレパスがこの世に存在するのかも。

そのあたりを解明するために、まずはコータロー君と真香（テレパス仲間）が今まで以上に信頼関係を築いて、2人でテレパスの謎を解明していく必要があると思いました。