復讐の皇后・第58話のネタバレと感想｜comico

comicoで連載されている「復讐の皇后」第58話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第58話のネタバレ

パトリィツァの味わっている苦痛には、ルシオから刻まれたものもあります。 しかしそれは前世の記憶であって、今、目の前にいるルシオには何の責任もないのだと感じていました。

そんなことを考えながら宮廷に戻っていると、ルシオが静かについてきてくれました。 危険だからと送ろうとするルシオに、ピシャリと言い、パトリィツァは一人戻っていきました。パトリィツァの姿を切なそうに見つめるルシオですが、足を踏み出そうとしてやめてしまいました。

 

後日、帰ってきたローズモンドが早速、パトリィツァのもとへやってきていました。 パトリィツァがベイン宮の予算を減らしたことに腹を立てている様子です。爵位がないのは。

事実だがルシオが変わらず愛しているのだから予算を削るのはおかしいと主張しますが、情婦のための予算は定めらていないし、ましては女男爵でもないところに無駄な予算は使えないと返します。 パトリィツァの言葉にローズは反発できなくなりますが、パトリィツァが一介の男爵令嬢と口にしたとたん、自分はエフレニー公爵家の養女になるのだと高らかに微笑みながら言います。

 

それでもパトリィツァは動揺を見せることなく、だから何を言いたいのかと問いかけます。 公女になる自分を侮辱しないでほしいとローズは言いますが、パトリィツァは、男爵令嬢だろうが公女だろうが、皇后である自分より身分の高い女性など存在しないと言い放ち、あとは適当にあしらいます。

そんなパトリィツァの態度に、ローズモンドは怒りを隠せませんが、パトリィツァは、エフレニー公爵家は資産家だから多額の予算は必要ないだろうと言いました。 そして公女としての品格を身につけるようにと忠告します。さらに忙しい私の手を煩わせないでほしいなどと言うものですから、ローズモンドは何も言えないまま怒って部屋を出ていきました。

 

ローズモンドはルシオのもとにも足を運びます。覚書を見せて、自分は高貴な公女になるのだと嬉しそうに話します。 デロウの名を捨てれたことにルシオは祝福しますが、なぜ公女なのかという疑問は残ったままでした。

ローズモンドに尋ねると、こうすることで公式にルシオを愛することができると言いながら手を擦り寄せますが、ルシオは応じません。 ローズモンドは、パトリィツァがベイン宮の予算を削ったことを愚痴りはじめました。

 

ルシオはローズモンドを見ることなく、もともと予算が多すぎているのは事実であるし、生活には困らないだろうと答えます。 非公式の立場であるうえに今は爵位もない身分であることを理由に挙げますが、ルシオが言い終わらないうちにローズモンドは部屋を出ていきました。

ベイン宮では、ローズモンドが怒り心頭しています。 侍女が、落ち着くよう声をかけますが、ローズはおさまるどころか、侍女に向かって皿を投げつけました。

ルシオの寵愛が薄れていることを感じ、その原因はパトリィツァだと確信します。怒りに満ちたローズモンドに震えている侍女。 そんな侍女に向かって、エフレニー公爵を至急呼び出し、養子縁組を早急に手配するよう言いつけるのでした。

 

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復讐の皇后・第58話の感想

ローズモンドが帰ってきて、何か起こるのではないかとヒヤヒヤしましたが、パトリィツァの圧巻的な言葉選びに胸がスカッとしました。 私もあんなに頭の回転の早い人に生まれ変わりたいと思うほど、相手に有無を言わせずも道理の範囲内で攻撃していく様が本当にかっこよかったです。

しかもルシオまでも、ローズモンドの話を冷たく流して、ため息までついていて、今までの溺愛ぶりとは違いましたね。 ローズはかなり怒っていたので、もしかしたら最後の手を使ってくるのではないかと、少々不安な展開ではあります。

そろそろパトリィツァが子供が生めないという話が出てきそうですが、ルシオの態度を見ると、たとえそうであったとしてもローズが皇后になるすべはないと感じました。

気になるネタバレの続きはこちら('ω')ノ

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