comicoで連載されている「復讐の皇后」第37話のネタバレと感想です。
文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！
目次
復讐の皇后・第37話のネタバレ
憔悴しているルシオを目の前にして、パトリィツァはなんと声をかけたら良いのか迷っていました。
するとルシオのほうからパトリィツァに対して、やつれたなと話しかけてきました。
そして摂政として働いたパトリィツァに労いをかけますが、パトリィツァは怒りともならないような言葉にし難い感情でいっぱいになります。
ルシオはそんなパトリィツァの姿に驚き、また変化を感じました。
パトリィツァは、そうせざるを得なかったのだと打ち明けます。
皇帝の寵愛を受けていない自分がどれほど惨めで無力だったことか身に染みたのだと思わず話してしまいました。
そして、自分を庇って毒矢を受けたルシオの行為は浅はかであったのではないかと言います。
ルシオはなぜそんなにも怒っているのかと尋ねます。
それに対して帝国民たちが恐れ多く思っている皇帝ともあろう方が自分を庇ったせいで生死を彷徨っていたことにどれほどまで心配したことか分かるのかとパトリィツァは問います。
ルシオは、パトリィツァが自分に対して『皇帝』としか見ていなければ怒ったりしないのではないかと言うのです。
そんなルシオの言葉に、パトリィツァは自分でもこの苛立ちの理由が分かりません。そして借りをつくりたくなかったのだろうとルシオに伝えるのです。
それに関しては使節団の件の借りを返したことにしようと言われたパトリッツァは、予想していたものの、実際にそう言われてしまって動揺を隠せません。
少し感情的になりすぎてしまった自分を改めて、国政について報告を行います。
そして暗殺の件については、調査をしているがまだ犯人は捕まっていないことを知らせます。
それを受けてルシオが口にしたのは、ローズモンドのことでした。
パトリィツァは目線を合わすことなく、ローズの処罰は免れないと伝えます。
そのことについてルシオにどう思うか尋ねてみると、幼い頃は皇帝になれば全てを手に入れることごできると思っていたが、絶対的な権力などなく一線を越えれば必ず火種が残るのだと言うのです。（ルシオの回想のなかでは、金髪女性の遺体が浮かんでいました。）
そんなルシオの言葉のなかに、愛する人が処罰される苦しみが滲み出ていることを悟ったパトリィツァは、どうしてまだあんな女のことを考えているのだと苛立ちます。
そしてローズモンドを私が断頭台に送っても良いかと問うのです。
パトリィツァの言葉に、ルシオは困惑します。
そして、死刑にするなとは言わないが命だけは助けてあげてほしいと願います。
彼女に最低限の選択肢を残してほしいのだと言われ、パトリィツァはどうしようもなくなりますが、ローズモンドを想うルシオの表情を見ると胸が痛みます。理解しようのない関係にあることは確かなので、ルシオが教えてくれない限り私には死んでも分からないと突き放したように背を向けたパトリィツァ。
引き留めようとルシオが手を伸ばすと胸の傷が痛みます。
苦しそうにしたルシオにすぐさま駆け寄り、手をとり、背をさすります。
しばらくすると痛みは治りましたが、パトリィツァはルシオに対してどうしても感情的になってしまう自分がいることを感じ、国政に戻っていきました。
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復讐の皇后・第37話の感想
今回は恋愛要素？の濃いストーリーでした。パトリィツァは、ルシオに対して嫉妬のような感情が芽生えているようにも見えましたが、自分では気づいていないのか、必死に否定しているのか・・というような描写が多く感じました。
ルシオに関しては、パトリィツァの心情を的確に捉えることができるのに、ローズモンドの思惑には気づくことができないのでしょうか？
そのうえ、情けまでかけるとは。パトリィツァの前世を知っているからこそ、パトリィツァたちは斬首刑にされて、ローズモンドは命だけ助けられるなんて、辛すぎます！！ルシオがもう少ししっかりしてくれればと思いました。
気になるネタバレの続きはこちら(‘ω’)ノ
