復讐の皇后・第51話のネタバレと感想｜comico

comicoで連載されている「復讐の皇后」第51話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

復讐の皇后・第51話のネタバレ

母親に呼ばれたルシオは、少し不安そうな表情を浮かべますが、今日はプレゼントを貰えるかもしれないと期待しながら歩いていきます。 アリサの前に到着し、挨拶を終えると、今日はルシオの誕生日であることを話します。

ルシオは自分の誕生日を覚えていてくれたことに胸を高鳴らせました。アリサは微笑みながら手を差し出して、一緒に行きたいところがあると言います。

15回目の誕生日にして初めて母の手を握ることができて、初めてプレゼントをもらえるかもしれないと、ルシオは胸躍る気分に包まれます。 どんなプレゼントか気になりますが、下手に尋ねて母親の機嫌を損ねまいと黙ってついて行きました。

 

庭園にでると、白い布で覆われた人のようなものがあります。 あれが何かと問われたので、人だと答えました。

質問に答えれたことを嬉しく思っていると、アリサの口からとんでもない言葉が投げられます。 なんと、あれはルシオが殺す人なのだと言うのです。

 

ルシオは耳を疑いますが、アリサは悪びれることなく、ルシオが殺してくれれば嬉しく思うのだと笑顔で問いかけます。

その笑顔は、父親といるときにだけ見える笑顔だったので、ルシオはアリサが喜んでくれるのであれば自分も嬉しいと思えるはずなのに、目からは涙が溢れおち、人を殺すなんてできないとつぶやきました。

その言葉を聞いたとたん、アリサの表情は一変し、ルシオのことを言うことの聞けない悪い子と罵倒すると、鞭による殴打が始まったのです。 ルシオは許しを請いますがアリサには届かず、その暴力は続きます。

 

それは成人であろうとも耐えることのできないもので、見守る侍女たちも見るに耐え難く涙する者もいました。 アリサからの暴力は幼少期を過ぎだころから始まり、ルシオは常に生傷だらけでした。しかし反抗すらできず、ただアリサの怒りが収まるのを待つしかありません。

血まみれになりながらルシオは助け願いました。 しかし、アリサの怒りは止まりません。

そんなことを言うとは誰に似たのかと怒鳴るアリサの言葉を聞き、幼いルシオは理解できないでいました。

自分は父親と母親の子であるのに誰に似たのかと怒られても、その理由が分からないのです。 しかしそんななか殴打は続いています。

痛みでまともな思考を保つことは難しいうえに、その日に限っては、目の前にいる人を殺せば、この暴力は終わるのかと思ってしまったのでした。

 

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復讐の皇后・第51話の感想

この話は丸々、虐待が描かれていてとても辛かったです。見ている侍女たちは誰かに助けを求めたりルシオを精神的に癒やしてあげることはできなかったのかと考えながらも、このアリサの心情も僅かながら分かる気がします。暴力は絶対にだめですが、自分は愛している人との子供ができないのに、愛する人の情婦には子供がいるんですよね。

それでも気が狂いそうなのに、この時代だからこそ、その子供が継承者になるのだから、憎む気持ちも全く分からない分ではないです。

まぁ憎むのなら、子供ではなく夫である皇帝だと思いますが。 ルシオの父親は何をしているのでしょう。

愛人を作ることが男のステータスなのかもしれませんが、男女の縺れは、罪のない子供を巻き込んでしまう恐れがあることを考えて、もう少し慎重に行動してほしい限りです。

気になるネタバレの続きはこちら('ω')ノ

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