オークの樹の下・第35話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第35話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

幸せの全てがリフタンに依存していることを思い知るマクシー

アナトールのカリプス城には、まさに平穏な時が訪れていました。

当初、メイドたちの多くは、新しく女主人となったマクシーのことをよく思っていませんでしたが、今となってはほとんどのメイドがマクシーのことを慕っているように思えます。

そんな中、ルースから、リフタンのドラゴン退治の様子を聞かされたマクシー。リフタンの遠征が想像以上に命と隣り合わせのものであることを改めて知り、漠然と夫を失う恐怖心を抱き始めてしまい……。

メイドたちの疑心は仕方がなかった

マクシーとリフタンは、初夜を過ごしてから直後に別れ、リフタンはドラゴン退治へ、マクシーは引きつ付き実家の城に引きこもっていました。マクシーがようやくカプリス城に来たのはそれから3年後のことです。そのためメイドたちからすると、マクシーはカプリス城を3年もほったらかしにした女主人と見受けられてしまっていたのでした。

マクシーのおかげで変わったのも

しかし、ようやくカプリス城の女主人としてやってきたマクシーは、その慈悲深さをメイドや使用人たちにも惜しみなく振りまいてくれます。そんなマクシーに、当初は反感を抱いていたメイドたちは、次第に親しみを抱くようになっていったのです。カプリス城にはまさに平和が訪れています。

魔法塔イルヌイの存在

今回は魔法使いのルースの出自について紐解かれます。実はルースは、魔法塔のイルヌイから逃げてきた魔法使いであり、傭兵時代に偶然リフタンと出会ってから、カリプス城付きの魔法使いになったのだそうです。イルヌイとは、魔法使いたちが集まる5つの浮島からなる中立地帯なのだそう。ここまで細かい設定がきちんとあるということは、いずれ作中にも登場してくる重要な場所なのだと思われます。

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今回はメイドたち視点でのマクシーとリフタンの様子が見ることができて、新鮮でした。メイドの中でもルディスという名の女性は、特にマクシーに対して強い信頼を抱き始めています。

反対に、どうせこんな田舎の城なんて興味がないから3年もほったらかしていたんだ！と捻くれた考えを抱いているアンというメイドも登場しました。

メイドの中でも性格は様々ですね。マクシーはそんな彼女たちとうまくやっていけるのでしょうか。今まで城に閉じこもっていたマクシーにとって、メイドたちが良き親友になってくれると、心強いんですけどね！