オークの樹の下・第14話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第14話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

再び落ち込むマクシー

城の改装を任されたマクシーですが、これまで資金繰りのことを一切学んでこなかったため、予想以上に手こずってしまいます。

そんな中、久しぶりにリフタンと一緒に食事をする機会に恵まれたマクシー。意気揚々と食堂へ向かいますが、中からは騎士たちとリフタンの言い争いの声が聞こえてきました。

騎士たちは、リフタンがマクシーたのめに領地に寄って王都へ向かわなかったことを咎めています。本来ならリフタンは王都へ直行して、ルーベン王のご機嫌を立てる必要があったのです。

マクシーは再び、自分のせいで多くの人に迷惑がかかっていると落ち込んでしまいます。

一方でリフタンは、雨期を理由に王都への出立を先延ばしにしていますが、本音を言うとマクシーから離れるのが嫌で出発を伸ばしているだけでした。騎士たちにはそんなリフタンの考えが丸わかりの様子で……。

リフタンが城に戻るのは3年ぶり

マクシーとの結婚の後、リフタンはすぐにドラゴン退治へ赴き、その帰りにマクシーを連れて自身の城へ帰還しました。リフタンは実に3年ぶりに自分の領地でゆっくりしているのです。しかも今回は妻も一緒に。腰が重くなるのは仕方がないかもしれません。

ルーベン王はリフタンを気に入り過ぎている？

リフタンは、ルーベン王から、王女との縁談をもちかけられたことがあります。リフタンがすでに既婚者であるにもかかわらず縁談を持ち込むあたり、ルーベン王があまり出来た人間ではないのは明らかです。今回もやたらとリフタンを王都へ呼び寄せようとしているあたり、おそらくルーベン王には何か考えがあるのだと思われます。

リフタンを敵に回したくない

リフタンのことを気に入っているように思えるルーベン王ですが、もしかしたら王女との縁談も、やたらと王都へ呼びつけるのも、「辺境の地で力をため込んだリフタンが王都に逆らうのを恐れている」からなのかもしれません。もしリフタンが王女と縁を結べば、リフタンが反逆する可能性は限りなくゼロに等しくなります。

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ルーベン王の腹の内が気になるところです。リフタンが王都行きを敬遠しているのは、おそらくマクシーと離れるのが嫌だからというのが理由の大半でしょう。それとは別に、ルーベン王の好意を交わし続けるのが面倒というのもあるかもしれません。

リフタンが縁談を持ち掛けられた王女についてですが、実は、先のドラゴン討伐でリフタンと肩を並べて戦った魔法使いなのだそうです。王女でありながら城に引きこもることなく前線で戦うなんて、なかなか気の強い女性ですね。

ただ、気が強すぎて、王女はリフタンのタイプではないのだそう。縁談の話は、ルーベン王が本人たちの意向を無視して勝手に進めていただけなのかもしれません。