オークの樹の下・第38話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第38話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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リフタンの留守中に魔物が出没！

リフタンが魔物討伐へ出発してから2日が経過しました。マクシーはリフタンの身を案じ、気分が落ち込んでいる模様です。

しかし、危険が迫っていたのはむしろ城に残ったマクシ―達のほうでした。なんと、夜中にウェアウルフ達が現れ、城壁内に侵入したのです！

無事に退治できたものの被害は大きく、怪我人も多数。マクシーたちは対応に追われます。マクシーはカリプス城の女主人として、使用人たちに次々に指示を出しました。

とにかく、まずは怪我人の治療が最優先です。マクシーは急いで物資の調達と、神殿の回復魔法が使える神官達に応援の要請を出そうとしました。

しかしここで、カリプス城が抱える大きな問題が明らかになり……？

孤立していたアナトール

アナトールはこれまで、周囲から孤立していた田舎でした。周辺の地域と交流が深まったのは、リフタンがドラゴン退治に成功して名声を手に入れたからです。その頃になってようやく教区に含まれたため、アナトールの地域内の神殿には、まだ回復魔法を使えるような高位の神官がいなかったのです。

回復魔法が使えるのはルースのみ！

ルースはイルヌイで一通り魔法を習得しているため、アナトールの中で唯一、回復魔法が使える貴重な存在でした。リフタンがルースを城付きの魔法使いとして誘った理由も、おそらく回復魔法の貴重さが理由の一つだったはずです。しかし、だからと言って負傷者全員をルース1人が手当するのには、ルースの精神力的に無理があります……。

マクシーが現場へ向かう

マクシーは勇気を振り絞って、負傷者の手当の手伝いを申し出ました。これまで引きこもりだったマクシーにとっては思い切った選択です。また、指示を求められたマクシーは、意外にも手際よく使用人たちに次々に指示を出し、事態の収拾を図ります。マクシーが徐々に女主人として活躍し始めているように思えました！

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ウェアウルフの爪には毒があるため、現場では「手当」と「解毒」を同時進行で行わなければいけません。圧倒的な人手不足のため、マクシーも直接怪我人の手当をすることになりそうです。

ルースはマクシーを信用しているらしく、薬草の類を持たせてくれました。もしこれが騎士たちなら、マクシーに大切なものを預けるなんてしないでしょうね。おそらくルースは、マクシーと一緒に魔法陣を作成する中で、意外にもマクシーが度胸があり、細かい作業が特異であることを知っているため、怪我人の手当を託したのだと思われます。

現在のマクシーは人の役に立つことを喜びだと強く感じている様子が見受けられます。今回の件で負傷者の手当に一役買えれば、マクシーの自己肯定感は再び上がっていくことでしょう！

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