オークの樹の下・第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第15話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

寝室に引きこもるリフタンとマクシー

王都への出立を目の前に、リフタンとマクシーは寝室に籠りっぱなしで始終、愛し合っていました。

リフタンに執拗に愛され続け、マクシーは身体が動かなくなってしまいます。そんなマクシーに、まるで赤子の世話をするように飲み物や食べ物を口に運んでやるリフタンです。

マクシーの世話を焼いているリフタンは、どことなく嬉しそうな表情を浮かべていました。

リフタンはマクシーを残して王都へ経つことが心の底から嫌で仕方がない様子です。また、3年ぶりに帰ってきた自分の城を去るのも名残惜しいといった感じでした。

騎士たちは、いつまでもマクシーにうつつを抜かして王都への出立を送らせ続けるリフタンに、不平不満を抱きつつも、リフタンの命令に従っています。

どんなに先延ばしにしても、無常にも王都への出立の日は訪れて……。

マクシーを王都へ連れていくという選択肢は？

ここまでお互いに離れたくないのなら、いっそマクシーを馬車に乗せて一緒に王都へ連れて行ってしまえばいいのに、と思えてきます。ただ、リフタンは皇帝陛下に対して警戒心を抱いているようですし、マクシーには城の改装を手がける役目があるので、それは叶いません。

マクシーを置いていくことを渋るリフタン

マクシーの元を離れることをあからさまに嫌がるリフタン。ここで思い出したのは、マクシーがカリプス城へやってきた際に、リフタンが放った一言です。リフタンは婚礼の儀の直後、妻となったマクシーを乱暴に抱き、その後すぐにドラゴン退治へ向かってしまいました。その歳、マクシーの元を去ることに対して、リフタンは意外にも猛烈な抵抗感を抱いていたというのです。

リフタンはいつからマクシーのことが好きなのか？

婚礼の儀の直後、マクシーとリフタンはほぼ初対面のはずでした。そんな相手に、すでに離れがたいほどの執着心を抱いていたリフタン。何だかリフタンには事情がありそうな気がしてなりません。もしかしたらリフタンは、婚礼の儀よりもずっと前から、マクシーに一目惚れをしていた可能性もあります。

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リフタンが出立を遅れさせている理由は、マクシーと離れたくないという理由も大きいようですが、どうやら天気を気にしているのも理由の1つのようです。

リフタンは天気の予測に関しては今までめったに外したことがないのだとか。そして現在は雨期のため、もし土砂降りの中王都へ向かうとなると、騎士たちの披露も普段よりば倍増することでしょう。

そんなリフタンの野性的な勘を信じているからこそ、騎士たちは不平不満を言いつつも、忠実にリフタンの命令に従っているのかもしれません。