オークの樹の下・第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第60話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

騎士ウスリンの詳細が明らかに

自分が尊敬に値する女主人ではないから、騎士団の我が乱れている……そう感じたマクシーは、いてもたってもいられず、ルースのいる図書室を訪れました。

そこでルースの口から聞かされたのは、マクシーに嫌悪感を現したウスリン（リカイド卿）がどういう人物なのかについてです。

実は、ウスリンは誰よりも王室に対する忠誠心が強い騎士でした。そのため、リフタンが王女との縁談を断って、憎むべきクロイソ公爵の娘であるマクシーを妻に選んだことに、強い反感を抱いているようなのです。

とはいえ、ウスリンがマクシーを気に入らない理由はわかりましたが、事情を聞いてもマクシー自身に非があるとは言い難い状況です。もしかしたら、ウスリンに関してルースも知らない内々の事情があるのかもしれません。

どうやらマクシーは、自分のせいでリフタンが騎士達の反発を受け止めなければいけない現状を、何とかしなければいけないと考えはじめたようで……？

リフタンと王女はお似合いだと思われていた

当時はリフタンとマクシーはすでに婚礼の儀を上げている状態で、リフタンと王女の縁談が持ち上がっていました。

まわりもそんなリフタンと王女のことを祝福モードだったのだそうです。もちろん、レムドラゴン騎士団も例にもれません。

リフタンはなぜマクシーを選んだのか？

しかし、リフタンは周囲のと王室の期待を裏切って、王女との縁談を断りました。すでに妻として娶っているマクシーを優先したのです。

この時のリフタンの決断には誰もが驚かされました。ここで疑問に思うのは、なぜリフタンはろくに会話もしたこともないようなマクシーにここまで執着していたのか？という点です。

英雄と木の精霊の伝説

ここからは完全な憶測になります。以前、リフタンとマクシーが馬で遠出をしていた際、草原で生き生きと自然を感じるマクシーを見たリフタンは、その姿を誰かと重ねていました。

その姿は、アナトールに伝説オークの樹の妖精にそっくりだったのです。伝説では「国をまとめた英雄は樹の精霊と恋に落ちた」とありました。

もしかしたらマクシーは樹の妖精の生まれ変わりで、リフタンは英雄の生まれ変わりなのではないでしょうか……？根拠のない憶測ではありますが、そうでもしなければ、リフタンが初対面のマクシーにこれほど強く執着する説明がつきません。

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タイトルにもある通り、「オークの樹」は物語の重要なキーワードです。同時に、オークの樹に関係する英雄も、同じくらい重要なキーパーソンになっているでしょう。

リフタンがもし英雄の生まれ変わりなのだとしたら？オークの樹の精霊と英雄の愛が、生まれ変わりの男女にも引き継がれているのだとしたら？これほどロマンチックな展開はありませんよね。

ただ、2人が伝説の生まれ変わりであるという推察は、根拠の少ない完全な憶測です。物語が進むにつれて、このあたりの真実が徐々に明らかになっていくことでしょう。

今後も目が離せない作品です！