オークの樹の下・第52話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第52話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

リフタン激怒！マクシーが魔法を教わっていることが許せない！？

少しでもリフタンの役に経ちたいと奮起したマクシー。回復魔法を習得するべく勉強に励んでいましたが、やはり独学にはどうしても限界があります。

結局、城付の魔法使いのルースを頼ることに。しかしルースは意外にも熱心にマクシーに時間を割いてくれました。

おそらくルースは、先日の魔物襲撃の対応の際、マクシーが予想以上に現場に率先して出てきてくれる女主人であることを知り、彼女のやる気を後押ししてやりたいと考えているのでしょう。

しかし、そんなルースの親切心は、リフタンの怒りを買うことになってしまいます。リフタンは、マクシーが無断でルースから魔法を教わっていることに激怒したのです。

どうやらリフタンの胸中には、以前のような嫉妬心とは別の感情が隠れている様子で……？

リフタンがマクシーに回復魔法を覚えてほしくない理由

マクシーが回復魔法を覚えるということは、今後、負傷者が出るような危険な現場にマクシーが赴く可能性が高まるということになります。おそらくリフタンは、マクシーに危険なことをしてほしくないのでしょう。

それにしては怒りが激しすぎる

単純に危険な現場に赴いてほしくないのであれば、マクシーにそう伝えればいいだけのはず。それなのにリフタンは、マクシーが回復魔法を覚えようとしているというだけで、声を荒げて激怒しました。その怒りっぷりはルースも驚くほど尋常ではなかったのです。

リフタンにはトラウマが？

もしかしたらリフタンは、過去に、回復魔法を習得した誰かを失っているのかもしれません。治療のし過ぎで精神力が削れて命を奪われたのか、戦闘の現場で治療活動の最中に命を奪われたのか、詳細は定かではありませんが、リフタンの異常なまでの怒りっぷりを見るに、何か事情があるのは明らかでした。

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リフタンがマクシーに対して怒鳴るのはこれが初めてのことです。マクシーとしては、リフタンが「脳なしで役立たずなのに威張っている人間が嫌い」だと言っていたため、自分も何か役に立てるような人間になりたいと奮起したわけなので、怒られるのは正直心外だったことでしょう。

しかし、おそらくリフタンが嫌っているのは、能力がないのに威張り散らしている首都の貴族や王族たちのことなのではないでしょうか。

マクシーに関しては特に何もしなくても穏やかに側にいてくれるだけでいいと考えていそうです。ただ、本当にそうならマクシーはリフタンのただの持ち物の1つに思えてしまいますよね。

魔法を習得したい、人の役に立ちたいというマクシーの思いを、頭から否定するのは間違っていると思いました。