オークの樹の下・第26話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第26話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

マクシーが戦場にいることにリフタンが激怒！

ミダハスの首を跳ねようとするリフタン。しかし、寸でのところでルースが止めに入ります。

「ミダハスが本当にリバドンの貴族なら、ここで首を跳ねることにより本格的な戦争が勃発する」「人の首が飛ぶ瞬間をマクシーに見せたいのか」と、リフタンを宥めるための言葉を並べるルース。

その瞬間、リフタンの意識は一身にマクシーに向けられます。どうやらリフタンは、マクシーが戦場にいることに相当腹を立てている様子です。

リフタンは、気迫だけでミダハスの一団を降参させました。おそらくミダハスの騎士はこの後全員地下牢に入れられ、リバドン王国に連絡を取った上でその処遇が決まるでしょう。

その場を収めた所で、リフタンは後の始末を騎士たちに任せ、マクシーを連れて城へと帰ってしまいます。

リフタンが喜んでくれるように城の改装をしたマクシーでしたが、怒りに支配されたリフタンが城の装飾を楽しむことは一切ありませんでした。

リフタンに嫌われると勘違いしたマクシー

寝室へと連れていかれたマクシー。父親から虐待を受けていたマクシーは、今度こそリフタンからも暴力を振るわれると怯えきっているようです。しかし、リフタンが怒っているのは大切なマクシーが戦場という危険な場所にいたからですよね。マクシーが傷付くことを最も恐れているリフタンが、自分の手でマクシーを傷つけるわけはありません。リフタンの本意を未だに理解できないマクシーは、怯え切っていますが……。

ルースの助言により戦争回避！

ルースは城付の魔法使いとして城の防御や、回復魔法により騎士たちの戦闘の手助けとなっていますが、軍師としてもかなりの貢献度があるようです。血の気が多いリフタンの暴走を止めるのは、決まってルースの役割になっています。アナトールを取り巻く情勢は、ルースのおかげでいくらか穏便に収まっているところもあるのかもしれません。ルースはまさにアナトールに欠かせない存在であり、リフタンの右腕とも言える存在です。

ロブ・ミダハスが凶行に及んだ理由

ミダハスは自分をリバドンの貴族だと主張していました。しかし、手形は所持していないので、実際にミダハスの身分を証明できるものは何もありません。なんだかおかしな話ですよね。カリプス城を襲撃するつもりであったなら、手形を所持した上で城内に侵入した後に騒ぎを起こせばいいものを……。もしかしたらミダハスがリバドンの貴族という話も真っ赤な嘘なのかもしれません。

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ミダハスは結局地下牢に入れられることになりました。もしミダハスが本当に貴族なら、リバドン王国からはおそらく賠償金が得られることでしょう。先に不敬を働いたのはどう考えてもミダハス側なので。

ただ、ミダハスはどうもうさん臭さのある男です。もしならず者であるなら高位騎士や魔法使いを従えているわけがありませんし、それなりに地位があった人物であるのは確かですが……。

もしかしたらもともとは名門の貴族だったけれど、何かしらの理由によって国から追放された貴族なのかもしれませんね。