オークの樹の下・第39話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第39話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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現場で負傷者の手当にあたるマクシー

マクシーとルースが負傷者のいる現場に到着！ルースはすぐに重傷者の手当にあたり、マクシーはそれ以外の負傷者が詰め込まれた建物へと入っていきます。

建物内は、嗅いだこともないような血の匂いが充満しています。仮にもお嬢様として生きてきたマクシーは、絶対に嗅ぎなれたことのない匂いです。

しかし、マクシーは臆することなく、怪我人の治療にあたりました。ルースから教えてもらった通りに治療を勧めるマクシー。

建物内には負傷者と治療者が多数おり、マクシーはその中のたった1人にすぎません。マクシーが治療できたのもたった1人です。

しかし、これまで城に引きこもって他者との関わりを限りなく絶って生きてきたマクシーにとっては、全てが初めてのこと経験でした。

治療を終えたマクシーの心は、安堵と達成感で満ち溢れていて……。

想像以上に生々しい現場

「負傷者の治療の手伝い」と聞けば何だか誰でもやれてしまいそうな気がしますが、実際の治療場は、負傷者の叫び後が轟、血の匂いが充満し、中には体から骨が飛び出てしまっている者すらいるほど、凄惨な現場でした。これまでそういった現場に立ち会ったことがないマクシーにとっては、まさに壮絶な体験と言えます。

死体が焼ける匂い

建物内は血の匂いが充満していましたが、外は何だか肉を焼くような匂いが立ち込めていました。不審に思っていたマクシーでしたが、その匂いの正体がついに明らかになります。実は、ある一角で死体を山積みにして焼いて処理をしていたのです。元ひきこもり令嬢のマクシーにとっては、あまりにも衝撃的すぎる光景だったことでしょう。

なんだかんだで経験を積んでいくマクシー

「野営」「魔物襲撃の対応」「負傷者の治療」など、何かと実戦向きの経験を積んでいくマクシーです。城にこもっていただけの頃は、こんな経験をするなんて思ってもみなかったことでしょう。いつかはリフタンの遠征についていくだけのスキルを身に着けるかもしれません！リフタンが同行を許すかどうかは謎ですが……。

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自らも現場に赴いて、献身的に負傷者の手当に当たるマクシー。ルースから教わった回復魔法も駆使して、事態収拾に大きく貢献していきます。

しかし、もしこの場にリフタンがいれば、確実に止められていたことでしょうね……。なにせ、手を血まみれにしながら負傷者の治療にあたっていたので。

また、騎士の中にはマクシーが直接現場に出てくることを面倒くさがる者もいるようでした。もしマクシーが怪我でもしたら、リフタンからお叱りを受けるのは、現場を担当していた騎士たちだからでしょう。

いつものようにマクシーを馬車に詰め込んで城に送り返そうとする騎士でしたが、いつもは言われるがままだったマクシーは、これまでと違った反応を見せます！

領地の危機的な状況に全く萎縮することなく、自分の正義を貫こうとするマクシーの姿に感動しました。今話はとにかく、マクシーの心の成長がめざましい回となっています！

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