オークの樹の下・第61話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第61話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

騎士団に認められるような女主人になりたいと奮起したマクシー！

奮起したはいいものの、どうしたって喋りは苦手ですし、今までの引きこもり生活のせいもあって、すぐには自信なんてつくはずがありません。

吃音症についても、これまで詩を朗読したりして治そうと試みたものの、効果は全く得られなかったのです。詩を朗読して治そうとしたというあたり、マクシーがこれまでまったく話し相手に恵まれずに育ってきたことが容易に想像できてしまい、切なくなりました……。

しかし、ルースいわく、最近のマクシーは吃音症が以前よりも改善されているのだとか。確かに、若い騎士たちにリフタンの武勇伝を聞かせているときなんかは、マクシーは特に饒舌だった気がします。

ルースは他にも、騎士団が事を荒立てたせいでできなかったマクシーの治癒魔法の実戦の場を設けてくれました。果たしてその結果は……？

吃音症は緊張のせい？

マクシーはどうやら、緊張すると吃音症が酷くなるようです。若い騎士とは比較的気さくに話すことができたため、吃音症が和らいだのだと考えられます。

あとはリフタンに対して心を許したのも大きいでしょう。最近のマクシーはリフタンに対しても比較的普通に会話ができるシーンが増えてきました。

ルースに対してもそうですが、これを取り上げるとリフタンが猛烈に嫉妬しそうではあります……。

騎士団のニルタ卿はすっかりマクシーに気を許している

これまでマクシーの扱いに困惑していた騎士団は、マクシーの治癒魔法の練習台になることに引け目を感じていました。しかし、騎士団の中でも比較的マクシーに対して穏やかに接してくれるニルタ卿は、マクシーの実験台になることを名乗り出てくれます。

どうやら騎士団全員がマクシーのことを嫌いなわけではないようで、安心しました。

リフタンは練習台になってくれないのか

治癒魔法の練習台に、わざわざ確執がある騎士団の団員を使わなくても、リフタンに頼めばなんだかんだで受けてくれそうなものを……なぜルースとマクシーはその選択をとらないのでしょうか。

リフタンがマクシーの治癒魔法取得について難色を示していたのが理由かもしれませんが、一度は魔法の勉強の許可を下してくれてはいるので、マクシーが頼めば練習台になってくれそうな気がします。

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カリプス城において、まさにルースはマクシーの心の支えです。城に来た当初から、ルースだけはマクシーに対して比較的有効的な態度を示し続けてくれています。

裏表がないルースだからこそ、マクシーもルースの言葉を心から信用することができているのでしょう。

またリフタンも、そんなルースの性格を知っているため、マクシーのことを委ねている節があるのかもしれません。本当は不本意なのかもしれませんが……。