正統派悪役令嬢の裏事情・第61話(めちゃコミ表記：062話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第61話(めちゃコミ表記：062話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

神聖力の使い過ぎでセリアがついに気を失う

ミエスを問い詰める為に神聖力を行使しすぎたセリアは、4日も気絶していました。セリアが眠るベッドの横に片時も離れずルシェが寄り添っています。

ルシェは、セリアが目覚めると、心底ほっとした様子でした。同時に、「なぜ無理をしたのか」「どうしてビビは部屋の中に入れて自分は閉め出されたのか」を問い詰めてきます。

ルシェは、セリアが夫よりも護衛騎士のほうを信頼しているように感じ、憤りと情けなさを感じているように見えました。

事情を話そうにも、前世の記憶や原作のことなど、現状ではルシェに全てを話すことができないセリア。言葉に詰まっていると、ルシェはセリアが知っている予言の結末を教えてほしいと申し出てきます。

ルシェは、その結末さえ覆されれば、セリアが今後不安を感じることはなくなるだろうと考えているようです。

セリアはなぜビビだけを部屋に残したのか

原作において、リナに対して好意的な人物は、神聖力を浴びると必ず気絶してきました。原作ではルシェもセリアではなくリナを選んでいたため、リナに好意的な人物であったと言えます。つまり、ルシェも神聖力の影響を受けやすい側の人間だったのです。そのためセリアは、ルシェを守るために、ビビだけを部屋に残したのでした。

ビビはなぜ神聖力を浴びても平気だったのか

ルシェは原作とは関係のない登場人物です。そのためセリアは、ビビに関しては神聖力の影響を受けにくい可能性が高いと感じた模様。実際にビビはセリアが強力な神聖力を行使した部屋の中にいても、気を失うことはありませんでした。

セリアの前世の記憶

セリアは気絶している間、前世で事故に遭った時の記憶や、月にまつわる悪夢を見ます。やはり物語と月は大きな関係がある模様。また、度々ストーリーの回想シーンや夢に出てくる「長髪で陰鬱な雰囲気の泣いている女性」が再び登場しました。髪型の特徴から察するに、あれはおそらく前世のセリアだと思われるのですが……。

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セリアに対するルシェの愛がますます強まっている気がしました。ルシェはセリアを失うことを心の底から恐れているようです。セリアのことになると若干、正気を保てなくなっているような気すらしてきます。

セリアと出会った頃は、むしろセリアに対して無神経な言葉を浴びせていたあのルシェが、ものすごい変わりようですね。

ミエスが白状した情報により、物語と月が大きく関係していることが徐々に明らかになってきました。「ミエスは月に捧げる為に神聖力の高いサークレットを欲していた」「リナは月を介して現世と物語の世界を行き来している」また今回は夢の中で、現世にいたころのセリアと思われる人物が「私の月」と発言しています。