正統派悪役令嬢の裏事情・第88話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第88話（めちゃコミ表記089話）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【最新88話更新】『正統派悪役令嬢の裏事情』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ | 最新話から最終回まで

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

すべての謎が明らかになる！？

封印が解かれたトゥバンの口から聞かされたのは、この世界のなりたち、セリアの正体、リゲルの目的、リナが生まれた理由など、物語の真相に深く関わる話ばかりでした。一度に把握するにはあまりにも情報量が多く、内容の濃い回になっています。今話は、物語の真相を知る上で今までで一番重要な回とも言えるでしょう。

まず一番衝撃的だったのか、セリアが人生を3～4回やり直しているという点と、セリアが大学院生として生きていた世界も、シュテルンとして生きていた世界も、どちらも実在する世界だったという点です。

これだけ聞くと話がさらにややこしくなっているとかんじるかもしれませんが、第88話を読めば今までの多くの謎が解き明かされます。ぜひ第88話をマンガで読んでみてください。

リナは現実世界からきたわけではない！

当初、リナはセリアと同じように現実世界から物語の世界へ飛ばされたヒロインなのかと思われていましたが、真相は全く違いました。どうやらリナはリゲルの計画のために作り出された偽りのヒロインだったようです。今回はリナ自身もその真相をしる展開に……。今まで自分のために世界が存在すると勘違いしていたリナの精神は、崩壊寸前です。

少なくともセリアは4回人生をやり直している？

セリアは星々がリゲルによって滅ぼされた後に、月の魂を宿してうまれた存在とのこと。しかし1度目の人生では力を持て余して身を滅ぼしてしまったようです。そして2回めの人生ではセリアの記憶にも新しいように、リナというヒロインによって悲惨な死を遂げさせられます。実はセリアが死を迎えるように仕向けられているのは、リゲルがセリアの魂を手に入れたいためだった模様。

その後セリアは、守護者トゥバンの力によって別世界へと送られたのだとか。これが大学院生としての生きていた現実世界のセリアです。その世界で交通事故によって死を遂げて、4回めはまた月を巡る世界に引き戻されてしまったということなのだと考えられます。

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単純に物語の中に転生するストーリーなのかと思いきや、実際にはもっと奥深い世界設定が潜んでいたことが明らかになりました！この時点で1話から読み直すと、また違った視点から作品を楽しめることができるかもしれません。

世界設定がとにかく複雑なので、途中から読んでいる方はぜひ1話から読み進め直してみてください！より一層作品を楽しめる事間違いなしです！

トゥバンがルシェの姿にそっくりな点については、セリア中にあるイメージの影響を受けているとされていましたが……個人的には「トゥバンはセリアの人生の1回めのときのルシェであり、セリアを失ったために月の守護者になったのではないか？」と考えたりもしています。