正統派悪役令嬢の裏事情・第85話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第85話（めちゃコミ表記：086話）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

セリアが第二の聖女であると正式な発表がされることになります。発表が行われるのは、魔影に犯されている荒野の大地です。

なぜセリアがこんな場所を発表の場に選んだかというと、明確な狙いがありました。

魔影を浄化することを口実に、集まった貴族たちにセリアの神聖力を浴びせて、リナの神聖力の影響を打ち消そうとセリアは考えていたのです。

セリアの読み通り、貴族たちの多くはリナの神聖力の影響を受けており、セリアの神聖力を浴びた瞬間に気分が悪くなります。浄化されている証拠なのでしょうか。

多くの貴族がリナの影響力から解放されますが、そんな中でただ一人だけ、まわりの貴族とは様子の違う男がいました。

その男とは……。

セリアの影響力が強まる一方で

貴族に対するセリアの影響力が急激に強まっています。どう考えても今世では、リナよりもセリアのほうが勢力が上です。このまま上手くいけば、セリアは死を回避することができるかもしれません。

反対にリナのほうは見る見るうちに肩身が狭くなっていました。カリスからの心も離れたリナは、聖女としての地位にしがみ付いてはいるものの、彼女を慕うものはかなり減っているように思えます。

セリアに勝たなければリナとカリスは命がない？

リナの言葉からまた意味深な発言が飛び出してきました。どうやらセリアに勝たなければ、ヒロインであるリナとその夫のカリスは命がないそうなのです。

リナがそれを懸念しているということは、過去にリナとカリスがバッドエンドに至った前世があったということなのでしょうか？

そう考えると今せは回帰の3回目という可能性もでてきますね。

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今まではあらゆる権限を持っていたはずのリナでしたが、貴族たちはもちろん、皇后たちまでリナに対する待遇が雑になってきている気がします。

どう考えてもリナの立場が弱まっているのは明らかです。神聖力が乏しいからと手のひらを反すように周りの反応が変わるのは、見ていて若干リナに同情してしまいます。

ただ、今まで注目を浴びることができていたのも、全てはリナが神聖力によって貴族たちの意識をある程度操作していたからなのだとしたら、神聖力の弱体化とともに支持が下がるのも自然の原理です。

そもそもリナが扱っているのが本当に神聖な力なのかは怪しいところですが……。