正統派悪役令嬢の裏事情・第65話(めちゃコミ表記：066話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第65話(めちゃコミ表記：066話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

真実を確かめる為に、もう一度トゥバンに会いに行くセリア

魔水晶鉱山で不思議な空間に引きずり込まれたセリア。目覚めた時には、なんと現実で1週間もの時が経過していました！

もちろん、ルシェは死ぬほどセリアのことを心配していました。同時に、セリアが自分に何か隠し事をして無理をしているのではないかと不安に陥っているようです。

しかし、セリアはルシェに一体どこまで話せばいいか判断できませんでした。自分は本当は別世界で生きていた大学院生で、今生きているこの世界は小説の世界だと思っていたのに、実は違ったらしいなんて説明したところで、ルシェが一体何処までその話を理解してくれるかわからないからです。

とにかくセリアは、自分だけでも事実を知るために、もう一度例の不思議な空間へ行くことを決意します！

ルシェは心配しつつも、セリアに只ならぬ事態が起きていることを察知し、仕方なくセリアを送り出すのでした。

不思議な空間の正体

「送り出す」と言っても「何処に？」という感じですよね。そもそも例の不思議な空間は、魔水晶鉱山でセリアが気絶した際に偶然に出没した場所です。ただ、同行していたビビ達には感知できなかったことから、空間はセリアにしか認知できなかったか、セリアの意識の中で発生していた可能性があります。

セリアの夢の中

セリアは、例の不思議な空間を自分の夢の中の世界だと判断したようです。作品を読み返しても例の場所が夢の中だなんて断定できるような要素はなかったのですが、きっとそこはシュルテンの神秘的な勘が働いたのでしょうね。セリアは意図的に夢の中へ向かい、真実を確かめに行きます。

トゥバンの封印

セリアは、夢の中の住人トゥバンとの会話を試みました。どうやらトゥバンは強力な力によって封印を施されている模様。彼はセリアに対して、呪いを解いてほしいと申し出ます。トゥバンは一体何に呪われているのか？その呪いを解けるのはどうしてセリアなのか？今のところはすべてが謎だらけです。ただ、雰囲気的に、トゥバンがセリアの敵ではないことだけは確かでしょう。

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少し前にミエスを尋問した際に、セリアは同じように倒れて何日も気を失っていたことがありました。立て続けにセリアが気絶するせいで、ルシェは心配の種がつきない様子です。

セリアはルシェには隠し事をするわりに、ビビのことはいつも頼っていますよね。そのせいで、どうやらルシェはビビにヤキモチを焼いている様子です。

セリアがルシェに隠し事をしがちな理由は、「迷惑をかけたくない」「心配させたくない」「原作のように嫌われたくない」という感情が根底にあるからだと思います。

ただし、ルシェはそんなセリアの本心を知る由もありません。