正統派悪役令嬢の裏事情・第73話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第73話（めちゃコミック表記：074話）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

リナの懐妊がまわりに大きな影響を及ぼしていく

リナが神聖力の統合によって妊娠するという不可解な現象が起きたところで、前話は終了していました。

読者からしてみれば奇想天外な展開ですが、世界観的にはあり得る話なのだそう。

そしてリナの妊娠に影響を及ぼしたであろう候補者は、カリス、ルシェ、そしてセリアの3人でした。

セリアは自分の神聖力のせいでリナが妊娠した可能性を聞き、憤りを露わにします。

一方でリナは、相変わらず能天気で自分本位でした。カリスがお腹の子供の責任をとると進言してくれたのもあって、安堵しきっている様子です。

しかし、カリス自身はやはり未だにセリアに未練がある様子で……。

カリスの本心とは

カリスはリナのお腹の子に責任をとると進言していますが、リナを妻に据えて一生を添い遂げたいわけではないようです。

セリアの幻影を見てしまうほどにセリアに対して未練が残っているカリス。しかもそんなカリスは、未だに黒い魔力からセリアの命を奪うように命令され続けているのです。

果たしてこの黒い魔力の正体とは何なのでしょうか……。

リナはカリスの心がセリアに傾いている事実を知っている？

リナが月に吸い込まれる前から、カリスの心はセリアに傾いていましたが、その頃はカリスも本心を今ほどあからさまに態度に出していませんでした。

現在は病的なほどにセリアとの復縁を望んでいるカリス。リナは今回、そんなカリスの現状を目の当たりにすることになります。

リナが自分の立場が今まで以上に危ぶまれている現実を突きつけられるシーンにも思えました。

ルシェはカリスが気に入らない

カリスがセリアに思いを寄せていることは、ルシェからしてみれば腹立だたしい事実でした。カリスがセリアに触れる事すら、ルシェの逆鱗に触れてしまうようです。

カリスがこれまでセリアに対してとってきた行動を思い返せば、今のカリスはあまりにも虫が良すぎます。

セリアに対してもリナに対しても不誠実すぎるカリスは、もはや誰からも愛されることはないのかもしれません。

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結局、月と物語がどのように関わっているのかは未だに謎のままです。また、事あるごとに主要キャラクターたちに悪の囁きをする黒い魔力に関しても正体は全く掴めません。

しかし、囁きや命令が人間の言葉である以上は、声の主は人の形をした何かである可能性は十分にあり得るでしょう。

果たして、セリア達に悪意を向けている勢力の正体とは何なのでしょうか？