正統派悪役令嬢の裏事情 ・第57話(めちゃコミ表記：058話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情 」第57話(めちゃコミ表記：058話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

ルシェが猛毒が仕込まれた指輪をセリアにプレゼントする！？

「ルシェがリナの夫となり、セリアは愛する者の手によって命を落とす」そんな悍ましい予言を、セリアは初めてルシェに打ち明けました。おそらく原作のシナリオを予言と称して説明しているのでしょう。

ルシェはそれを受けて、セリアが大きな不安とたった1人で戦い続けてきたことを理解します。そんな彼は唐突にセリアにプレゼントを手渡してきました。

それは、ルシェがいつも身に着けているベルク家の印章指輪です。聞けば、この指輪には猛毒が塗られた仕込み針がしかけられているのだとか！？ルシェは一体なぜこんな危険な物をセリアに託したのでしょうか？

一方、原作では聖女リナに献身的に尽くしていたディードリヒ公爵でしたが、そんなディードリヒがなぜか唐突に神殿から足を洗う事態が起きます。果たしてその理由とは……？

ディードリヒ公爵が神殿から遠のいた理由

ディードリヒ公爵は、どうやら先日、強力な神聖力を浴びて気絶したことがそうとう堪えた様子です。ディードリヒ公爵は気絶したあと数日間は床に臥せ、そのまま神殿から遠のいてしまったのだそう。神聖力を浴びて弱まってしまうなんて、まるで邪悪な生き物のようですよね。

リナの強力なスポンサーが消える

原作では、リナが権力を手に入れるために大きく貢献したディードリヒ公爵。その彼が表舞台から退散したとなれば、リナが帰還した後に彼女をサポートする人間が減ってしまうことになります。現在、リナは現世へ渡っているはず。戻ってきたときに原作とは大きく展開がズレている現状を見て、リナは果たしてどんな反応をみせるのでしょうか？

原作とはすでにストーリーが変わっている

セリアは原作の悲劇を回避することはできないと嘆いていましたが、すでに原作とはストーリーが変わり過ぎていることに明確に気が付いてはいません。「ルシェがセリアに一途であること」「リナの手助けとなるアミュレットがリナではなくセイラの手元に渡ったこと」「リナのサポーターがどんどん減っていくこと」これだけ原作とは違う要素が次々に怒っているのに、それでもセイラは不安をぬぐえない様子です。

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セリアの中では、自分の悲惨な結末がよほどショッキングな光景として残ってしまっているのでしょう。どれだけ未来を変える要素を揃えたとしても、セリアの不安を拭うことはできないのかもしれません。

それにしても、ベルク家に代々伝わる印章指輪に、猛毒が仕込まれているとは驚きでした。先代たちはどういった意図でこの毒を利用するつもりだったのでしょうか。

敵に捕まった時に自害するため？もしくは敵の不意をついて命を奪うため？用途はいろいろ考えられていたのでしょうが、まさかその指輪を領主が妻にプレゼントするとはかんがえられていなかったでしょうね。

ちなみにプレゼントした理由が気になるかと思いますが、それについては是非マンガでご確認ください！ルシェの真実の愛が伝わる名シーンが拝めます！