正統派悪役令嬢の裏事情・第44話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第44話(めちゃコミ表記：045話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【最新84話更新】『正統派悪役令嬢の裏事情』の全話あらすじ（ネタバレあり）・考察と感想まとめ | 最新話から最終回まで

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

ルシェ登場！セリアとカシウスの過去を知り激昂！？

カシウスとの言い合いになり、その場で気を失ってしまったセリア。そこへやってきたのは、なんとルシェでした！ルシェはセリアのことが心配で、直々にセリアを迎えに来ていたのです。

セリアは、その後、ルシェに介抱されます。そこでルシェは、セリアが過去、カシウスから湖に顔を押し付けられて溺死させられかけた事実を知らされました。

それを聞いたルシェは、静かに怒りに震えます。そしてなんと、カシウスに決闘を挑んで……！？

ルシェの登場に焦るケリドン家

ベルク大公直々のお出ましに、ケリドン家の人々は大騒ぎです。急いで挨拶へ向かおうとするセリアの母親ですが、部屋に入るとそこにいたのは、膝をついてセリアの足の手当をしているベルク大公の姿でした。ベルク大公が膝をつくなど、普通は考えられないことです。しかしそれを自分たちが虐げ続けてきたセリアに対して、平然とやっているルシェの姿は、母親たちには異様な光景に映ったのでした。

決闘とは名ばかり

カシウスはルシェの怒りを感じ取り、適当に剣の相手をしてその場をしのごうと安易に考えていました。しかしルシェは本気でカシウスを畳みかけてきます。カシウスは手も足も出ずルシェにボコボコにされてしまい、最終的には冷たい湖の中に顔を押し付けられて……。まさに、セリアが受けた苦しみをカシウスにも味わわせているルシェなのでした。

カシウスの動機

カシウスがセリアの命を奪おうとしたのは事実かもしれませんが、それにしてはその後のカシウスのセリアに対する態度が、いささか紳士的すぎる気がしました。体調を気遣ったり、不本意とはいえ出迎えてエスコートもましたし、カシウスが根っからの悪人にはどうしても思えません。やはり湖での出来事は、カシウスの本心以外の何かが働いて怒った事件なのだと考えられます。

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母親やニソスは性根が悪いから仕方がないとして、比較的常識を持ち合わせていそうなカシウスが、本当に本意でセリアの命を奪おうとしたのか疑問です。やはり黒いオーラが何かしらカシウスに悪さをしていたのではないかと考えざるを得ません。

そういえばカリスも黒いオーラに唆されてセリアの命を奪おうとしていましたよね。カシスは自制を利かせていたようではありますが、一時は黒いオーラに感情を支配されていました。

もしかしたらセリアは、幼少期からこの黒いオーラに命を狙われていたのではないでしょうか。シュルテンとしての力を持つセリアのことを邪魔に思っている勢力が確実にいるようです。