正統派悪役令嬢の裏事情・第58話(めちゃコミ表記：059話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第58話(めちゃコミ表記：059話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

王族から気に入られているセリア！その理由とは……？

美術館を訪れるルシェとセリア。そこで2人に声をかけてきたのは、第2王子のビューガズン皇子でした。

陽気に声をかけてくるビューガズン皇子を警戒するセリア。なにせ、ビューガズン皇子は原作ではルシェと対立して聖女リナを取り合った重要人物です。

ビューガズン皇子は、原作では少なくともセリアに対していい印象を抱いていないはず。そんな相手に今更関わったところで、いい影響がないのは目に見えています。セリアはなるべく王族とは関わらないように務めました。

そんなセリアの気持ちとは裏腹に、ビューガズン皇子の話によると、エキゼル皇后陛下がセリアに会いたがっているのだそうで……？

エキゼル皇后陛下とセリアは、原作では宝石を巡って対立している犬猿の中でした。そんなエキゼル皇后陛下がなぜかセリアに会いたがっているなんて、奇妙な話です。やはり今回のストーリーは、原作とは大きく内容が変わっているようです。

ディートリヒ公爵がリナに贈るはずだった城

神聖力を浴びて卒倒してからというもの、表舞台からすっかり姿を消した権力者のディートリヒ公爵。彼が聖女リナに贈るはずだった城は、現在はルシェに買い取られていました。どうやらルシェはその城をセリアにプレゼントするつもりだったようです。

フォルバス公爵家のマルセレナ

マルセレナは命の恩人であるセリアとの再会を喜びました。恩返しがしたいと話すマルセレナですが、実は、セリアにとってはマルセレナと懇意にするだけでも大きなメリットが生じます。実は、セリア達がコネズ平原を抜けて魔水晶鉱山に続く道を開拓するには、フォルバス公爵家の領土を横断する必要があったのです。

原作の王族とは違う

原作では、セリアは少なくとも王族とはあまりいい関係を築けていませんでした。しかし、今回のストーリーでは第2王子のビューガズン皇子やエキゼル皇后陛下を始めとして、王族からやけに気に入られているセリアです。セリアを取り巻く人間関係が、これまでとは大きく違っているのが明らかになってきました。

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マルセレナとセリアはこのままいけばいい友人関係になることができそうです。そんなマルセレナの言葉によって、セリアは自分がルシェに対して恋愛感情を抱いているかもしれないと自覚し始めます。

正直、今更！？といった感じですね……。これまで散々ルシェにときめいていたくせに、ルシェに惹かれている自覚はなかったのでしょうか！

いや、それとも……どうせいずれはルシェがリナとくっついて自分とは離婚すると思っているため、セリアは自分がルシェのことを好きな気持ちに必至に気が付かないようにふるまっていただけなのかもしれません。