正統派悪役令嬢の裏事情・第66話(めちゃコミ表記：067話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第66話(めちゃコミ表記：067話)のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

シュルテン旗の所有権をめぐって

謎の男トゥバンの登場によって、どちらが現実の世界でどちらが本の中の世界なのか、読者視点では全くわからなくなってきました。しかし、それはどうやらセリアも同じ様子です。

神殿は、セリアが星座金鉱山を見つけたことで浮き足立っている様子。現在は星座金を加工する技術は神殿が独占しているため、自ずと採掘も神殿頼みになります。

なんとなく腑に落ちない展開ではありますが、ここは致し方ありません。

しかしセリアは、ただでは神殿に星座金鉱山の全てを委ねるつもりはありませんでした。

セリアは神殿に対し、あまりにも無理な条件を提示します。その内容とは……。

シュルテン旗がなければトゥバンとは話せない

セリアは今後も、夢の中を訪れてトゥバンと対話し、真実を明らかにしようと考えていました。しかし、その条件として必須なアイテムが、セリアが所有するサークレットとシュルテン旗です。

シュルテン旗は神殿の所有物なので、セリアが個人的に所有することはできません。これは、トゥバンと対話をするにあたり、大きな障害となっています。

シュルテン旗の所有権

セリアはこの問題を解決すべく、星座金鉱山を神殿に全面的に委ねる代わりに、シュルテン旗の所有権を譲渡してほしいと神官たちに申し出たのです。

これは、神官としては大きな問題ではありましたが、正直、星座金鉱山は神殿側も喉から手がでるほど欲しくてたまらない土地でした。

神殿側はセリアの条件を飲むしかない状況と言えます。

譲渡人として来るのは……

予想外に、旗の譲渡人としてカリスが来ることになりました。どうやらカリス本人がこの譲渡人の役を買って出たのだそうです。

おそらく、カリスはセリアと話し合ういい機会だと考えたのでしょう。もちろん、ルシェはこれを良く思っているはずがありません。

譲渡日には必ず一波乱起きることが予想されます。

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この期に及んでカリスはまだセリアに未練があるのでしょうか。リナが姿を消している間に、セリアとよりを戻そうとしているのだとしたら、とんでもない最低男です。

もっとも、ルシェがカリスのことを放っておくはずがないので、カリスが自由にセリアに話しかけられるかどうかも定かではありませんが……。

そういえば、月を介して現世へ渡ってしまったというリナですが、いつになったら戻ってくるのでしょうか。最近あまりにも出なくなってきたので、存在を忘れかけていました。