正統派悪役令嬢の裏事情・第75話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」第75話（めちゃコミ表記：076話）のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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「めちゃコミック」に掲載されている「正統派悪役令嬢の裏事情」のあらすじ（ネタバレあり...

リナの妊娠の秘密が徐々に暴かれていく！？

測定器が使えるようになり、ようやくリナのお腹の子が誰の神聖力によって授かったのか判明する兆しが見えてきました。

相手として可能性があるのは、リナが妊娠したであろう瞬間にその場にいたカリス、ルシェそしてセリアの3人です。

お腹の子がセリアの子である可能性があることは、少なからずリナに大きなショックを与えている模様。しかも肝心のカリスは、セリアと結ばれないからせめて子供だけは育てたいという思いでリナに対して「お腹の子の責任をとる」と発言したこともあり、リナの怒りと不安は最高潮に達してしまいます。

そうしてリナの口からセリアに対して出た言葉は、もしお腹の子がセリアの子なら、ルシェと離婚して自分と結婚しろというとんでもない言葉でした。

当然、怒りに任せて出た言葉に過ぎません。おそらくリナは、本当にお腹の子がセリアの子であるはずがないと高をくくっていたのでしょう。

しかし、測定器の結果は「ルシェでもカリスの子でもない」という衝撃の結末で……！？

リナはなぜ妊娠した？

まず、妊娠は男女の交わり以外にも「強力な神聖力の影響を受け妊娠することがある」という突拍子のない世界設定があることを説明しておきます。

リナが妊娠したであろう時期に、ちょうどリナの近くにいた「神聖力をもつ人間」が、カリス、ルシェ、セリアの3人だけでした。そのことから、リナはこの3人の誰かの神聖力の影響により妊娠したと考えられています。

しかし、ここで浮上するのは、リナがこの3人の内誰の神聖力の影響も受けずに妊娠していたという可能性についてです。

セリアとリナが結婚？ストーリー的に不自然

もしリナがセリアの神聖力の影響により妊娠していたら、セリアはルシェと離婚してリナと結婚することになってしまいます。もちろんこれはリナが口をついて出してしまった皮肉めいた言葉だったのですが、セリアはあえてそれを承諾してしまうのです。

おそらく、セリアは言いたい放題のリナに自分の言葉の責任を取らせようと考えているのでしょう。

ただ、もし本当にセリアとリナが結婚する展開になると、ストーリー的にはあまりにも不自然です。

やはりここは、リナが3人の内誰の神聖力の影響も受けずに妊娠したという展開が濃厚なのではないでしょうか。

第三者の存在？

だとしたらリナは一体誰の神聖力の影響を受けて妊娠したのか。可能性と考えられるのは2つです。

1つは、「リナが自らの神聖力の影響で妊娠した」それが可能かどうかは別として、可能性の1つとしては考えられます。

そして2つめは、リナが「全く予想されていない第三者の力によって妊娠した」という可能性です。

もし真相が後者だった場合、リナは見ず知らずの相手の子供を妊娠してしまっているという不名誉な立場になってしまいます。

ただ、そうだとしても傲慢なリナにはお似合いの結果にも思えてしまいますね。

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もし本当に神聖力によって子供を宿すことがあるのなら、反対に、邪悪な力によって子供を宿す可能性もあるということなのではないでしょうか。

もしかしたらリナは、前々からこの世界にはびこっている邪悪な存在の影響を受けて妊娠した可能性もあります。

もしそうなった場合、果たしてリナを聖女と呼び続けられるのか謎です。

この世界には聖女は1時代に1人とされています。

もし邪悪な存在を妊娠したためにリナが聖女としての能力を失い、代わりにセリアに聖女としての能力が目覚めているのだとしたら……セリアの神聖力が急激に向上した説明もつきますね。