オークの樹の下・第28話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜めちゃコミック

「めちゃコミック」に掲載されている「オークの樹の下」第28話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

城攻めを受けてから1日後

攻め入ってきたリバドンの貴族の身元が判明しました。どうやらリバドンの貴族であることは真実なようですが、領主でも後継者でもない、何の影響力も持たない人物だったようです。

とりあえずリバドン王国との戦争勃発だけは回避することができた雰囲気。カリプス城側は城門を破壊されたこと以外、騎士やマクシーが軽いけがを負った程度で無事に事なきを負えたようです。

しかし、今までも城の防御に力を入れていたリフタンでしたが、今回の件で更に防御を強化する方針をとった模様。そのために城門に防御のための魔道具を設置することになったのですが、それを作るのは当然、城で唯一の魔法使いであるルースです。

ルースは、食堂で鉢合わせたマクシーに対して、数字の基礎知識はあるかと訪ねてきます。どうやらルースはマクシーの手も借りたい様子で……？

リバドンの貴族はなぜ攻めてきたのか

実は、カリプソ城に攻めてきたリバドンの貴族は、後継者争いに負けた腹いせに家宝を盗んで逃げてきた小物だったのです。通りで家門を示す手形を所持していないわけですね。彼らは道中でリフタンがドラゴン討伐の際に多くの財宝を手に入れたという噂を聞きつけ、金庫を荒らすために、リフタンの留守を狙って訪問してきたのでした。

マクシー会いたさに猛スピードで帰還したリフタン

リバドンの貴族は、まさかリフタンが王都からたった8日で城に帰還するなんて、夢にも思っていませんでした。リフタンはマクシーに早く会いたいがために、山の稜線を辿って猛スピードで帰還したのです。稜線とは、山の尾根、つまり峰と峰を結んだ高くなっている部分のことです。通常なら山を迂回するために遠回りをしながら安全な道をたどるのですが、リフタンは最短経路を気力と体力で強行突破してきたということになります。リフタンもリフタンですが、それについていけるレムドラゴン騎士団も、なかなかの化け物揃いです。

なんだかんだ優しいルース

マクシーがリフタンと熱い夜を過ごした後、食事の為に食堂へ入ると、そこには数人の騎士とルースの姿がありました。騎士とはまだ打ち解け合えていないマクシーは、かなり気まずい思いをします。しかしそんなマクシーに話しかけてくれるのは、やはりルースです。席まで案内してマクシーの身体を気遣ってくれるルース。なんだかんだ、マクシーとルースはいい関係を築けているような気がしました。

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おそらく此処にいた騎士たちは、リフタンの右腕の騎士たちですが、マクシーが来たと言うのに挨拶一つしません。まるでマクシーを見えていないかのような扱いです。

普通なら失礼極まりない行為ですが、騎士たちにはどうしてもマクシーを受け入れることができない理由がある様子でした。

こんな環境でルースがマクシーと普通に接してくれるのは、唯一の救いにも思えます。