鬼獄の夜・第121話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第121話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

鬼獄の夜・第121話のネタバレ

夜中、柴家では男たちが騒ぎ立てていました。 跡取りである柴が昨日の早朝から行方不明になっていたためです。

まさかこの集落から出て行ったのでは…！？ 一族がそんな話をしていると、一人の男が慌てた様子でやってきます。

男の話では、山道の門が壊されて誰かが贄取塚に向かった痕跡があるという話でした。

 

一方そのころ柴は、ジャーナリストの黒須、その助手の高橋、カメラマンの伊藤を引き連れて、贄取塚へ向かっていました。

道中の廃村で道に迷ってしまった一行は、現在、焚火を焚いて夜を凌いでいる真っ最中です。（しかし本当は柴が道に迷ったフリをして黒須たちを行方不明者に仕立て上げようとしていたのでした。）

あの贄取塚を取材できるなんて…と取材陣は意気揚々としていますが、贄取塚に行ったことがあるはずの柴が道に迷ったという事実に黒須は若干の違和感を感じていました。

そのことを柴に問い詰めると、彼は質問には答えずにボソリと薪を取ってきますとその場を後にします。

 

彼の様子に違和感を覚えた黒須は柴の後をつけ、唐突に彼を後ろから抱きしめました。

また一族に何かされたのか？と柴を気遣う演技をする黒須。

しかし黒須の魂胆（柴に取り入って贄取塚を取材し金儲けをしようとしている）を見抜いている柴。 唐突に、今自分が黒須たちを置き去りにして消えたら、どうします？別の金ヅルに助けてもらえます？と黒須に尋ねてきました。

ここで黒須は、柴が先日の高橋と自分の会話を聞いていたことを察知します。

柴と付き合っていたはずの黒須ですが、実は彼は柴のことをただの金ヅルとしか思っていませんでした。実際に付き合っていたのはこの助手の高橋という女性のほうだったのです。柴は以前、黒須と高橋がイチャイチャしている現場を目の当たりにし、彼らが自分のことを金ヅルだと話しているのを聞いてしまっていたのでした。

 

高橋はメンヘラっぽい女だから話を合わせていただけだと黒須は取り繕おうとしますが、柴はもう騙されません。

柴をもう誑かすことができないと理解した黒須は、キレ気味に開き直ります。 柴のことを「オヤジ共に使い古された汚いお下がり」と罵り、そんな柴の恋人ごっこに付き合ってやったにと暴言を連発してきました。

とそこへ、一族の人間たちがやってきます。

彼らは夜に贄取塚に行ってはいけないとあれほど言っただろ！と焦った様子でやってきました。

高橋たちは救助がきたと喜びますが、黒須は面倒くさそうな表情をしていました。

柴の父親は、柴に対して皆さんにキチンと謝罪をしろと言い出してきます。

柴にはわかりませんでした。

騙され、怪我され、貶められたのは自分なのに…なぜ被害者であるはずの自分が謝罪をしなければならないのか？

彼は全てを憎み始めます…黒須たちも、一族の人間たちも…目の前にあるすべてを。

 

 

と次の瞬間―――！ 辺りの空気が一辺しました。

どこからともなく聞こえてきたのは“くるよー”という何者かの声。

柴が振り返るとそこには“目だらけ”がしゃがみ込んでおり…！

柴家の一族は慌ててその場から逃げようとしますが、時すでに遅し…。

目だらけが“きた”と鳴いた次の瞬間、そこへ現れたのは…顔なし鬼の姿です。

顔無は高橋を襲って汚し、男たちを襲って次々に命を奪っていきました。

傍から見れば地獄絵図。

しかし柴の目には目の前の光景が違ったものに見えていました。

「自分の憎いものすべてが打ち壊されていく」

柴は打ち震え、自分の目の前に血塗れで立ち男の生首を鷲掴みにする顔無し鬼に、神にも等しい神々しさを感じます。

顔無し鬼にひれ伏し…涙を流す柴。 柴が顔無し鬼へに絶対的忠誠を誓った瞬間でした。

 

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鬼獄の夜・第121話の感想

顔無し鬼を崇める柴…彼の股間はビクビクと反応しちゃってます。 なんなら出しちゃってましたね。 ものすごく変態ちっくなワンシーンでした…本当に衝撃的。 読んだ瞬間に目が点になっちゃいましたよ。 まぁこういった予想外すぎる衝撃的描写がこの作品の醍醐味ですよね本当に。 ファンはこういうのを期待してるんだろうな。

にしてもこの後柴は顔なし鬼に襲われたりしなかったのでしょうか。 柴の父親すら彼にあっという間に命を奪われてしまっていましたが…エリカが駆けつけて止めにはいったんですかねー？ そうだとしてもこの危機迫る状況でエリカの言うことを顔無し鬼が大人しく聞くのかな…。 いろいろと疑問と不安が残るラストすぎて次回が本当に待ち遠しいですね～！