鬼獄の夜・第143話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第143話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

鬼獄の夜・第143話のネタバレ

顔無し鬼に四肢をもがれながら、柴は顔無鬼に歯を突き立ててその肉を食いちぎっていきます。

どうやら柴は顔無し鬼の肉体を喰らって自身が顔無し鬼に成り替わろうとしている模様です。

捥がれ、千切られ、潰され、喰われ、顔無し鬼と柴の肉体は訳が分からぬほどに混ざり合ってゆきます。 悍ましい行為が行われているにもかかわらず、最中の柴は驚くほど穏やかな気持ちでいました。 これでうるさいものはもう何もない…虚ろな瞳でそう呟く柴。 その時、顔無し鬼によって柴の首はすでに捥がれてしまっています。 血飛沫を挙げながら胴体と首が切り離されてしまう柴…。

すると背後から太陽の光が刺し込めてきます。 みるみるうちに顔無し鬼の体が砂のようなものに変化し、風化していきました。

同時に呪いによって保たれていたものすべてが無へと帰ってゆきます。 牡丹は鷹介の首が砂になっていくのをただ見ていることしかできません。

長い長い…本当に長い夜が終わりを迎えようとしています。

 

全てを終えて駐車場へと戻ってきた美空たち。 恭平は車のトランクの中から煙草を取り出して一服しはじめました。 恭平が美空たちの車のトランクから煙草を取り出したのを見て、美空は初めて彼がここまで追ってこれたのはトランクにずっと身を潜めていたからだということに気が付きます。

恭平のことをストーカー！と批難する美空。 すると恭平は、灰原がどこの馬の骨とも知れなかったから心配だったんだと笑いながら話します。

美空は恭平の煙草を奪って一服。 本当に酷い一日だったと目を細めて、煙草の煙を吸い込むのでした。

これで、全てが終わった。 しかし美空の脳裏には、本当に全て終わったのだろうか？という疑問が浮かび上がるのでした…。

 

 

数か月後、恭平の自宅を朝早くに訪れる一人の人物が…？

 

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鬼獄の夜・第143話の感想

全てが一件落着に見えましたが、どうやら物語はまだハッピーエンドを迎えられない模様です。 ラストのあたりのシーンで焼け焦げて首だけになった柴の姿が映るのですが、それが何だか意味深だったんですよね。 もしかしたら柴が顔無し鬼としての力を得て第二章が幕開けしてしまうかもしれませんね。

しかしそもそも柴の目的は、「雄として最強の存在である顔無し鬼になること」でした。 実際に顔無し鬼になれたとして、その後柴は一体何を目的として動いていくのでしょうか？

もしかして顔無し鬼がしていたように、数多の女を犯し喰うことが目的…！？ だとしたら野放しにしておくわけにはいきませんね…。

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