鬼獄の夜・第103話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第103話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

鬼獄の夜・第103話のネタバレ

柴の目的は、生贄を捧げて顔無し鬼の寿命を伸ばすことでした。

しかし灰原はどこか確信めいた様子で“その計画には間違いがある”と柴に言い放ちます！

柴は、そこまで言うなら自分の何が間違っているのか聞かせてみろと、尚も挑戦的な態度です。

灰原の話に興味を持ったこの時点で、灰原の計画は軌道に乗り始めた模様…？ 彼の口元にはわずかながら笑みが浮かんでいます。

その微笑に気が付いた美空。 灰原が何の策略もなくに柴の前に会われるはずがない！きっと何か切り札を手に入れているはず！と彼に希望の光を見出します。

灰原は、話をする前にまずは美空をこちらへ返すようにと要求してきました。

柴は美空に、その選択を委ねます。 アチラに戻るのならば、灰原たちの身の安全を保障するあの条件をナシにすると言い出しました。

しかし美空はスッと立ち上がり、灰原のほうへと歩みを進め始めます。

柴は彼女の手を掴み、本当にそれでいいのか？後悔しても知らないぞとコチラを凝視してきました。

美空は柴の手を振りほどき、自分は柴のものにならない！と断言。 産むなら灰原の子供がいい！とまで言って柴の元を離れてゆきます。

美空は灰原に駆け寄って抱き着きました。 灰原がいれば自分は大丈夫だ…美空にはそう確固たる強い確信がありました。 2人は抱き合って互いの無事を喜びます。

 

一方で美空を失った柴。 恐ろしい形相で、灰原に話の続きを促します。

 

灰原は語り始めました。 柴の目的は顔無し鬼の寿命を伸ばすこと…しかしそもそも鬼の糧とは人間なのか？ 女を犯して喰う…本当にそれだけで何百年も生きながらえることが可能なのか…。 灰原は疑問に思ったと言います。

もしかしたら顔無し鬼が人間を襲うのはただの欲求解消に過ぎず、存在の維持自体は別の何かで行われているのではないか…顔無し鬼自体はただの“器”でしかないのでは？灰原は自身の推察を述べます。

顔無し鬼を維持している要因の真相…それは、夜明けに顔無し鬼が帰る場所である“鬼の顎門”と呼ばれる洞窟の中にその秘密があるのではないか…灰原はそう結論を出します。

しかしこの洞窟…柴家の人間ですら立ち入ることを許されない鬼の聖域でもありました。 柴は主の聖域に立ち入ろうと考えるだけで罪だ！と灰原を避難します。

ここで灰原がだしてきたのはエリカの言葉。 彼はエリカから伝言を頼まれていたのです。

エリカと顔無鬼どちらが大事か…その答えを鬼の顎門で聞かせてほしい…と灰原はエリカの言葉を柴へ伝えます。

エリカはその答えを聞くべく、鬼の顎門で柴を待っているのだというのです…。

 

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鬼獄の夜・第103話の感想

顔無し鬼が帰る場所…たしかにそこが何やらくさいですよね~！ 柴家の人間も立ち入ったことがないということですから、そうとうな秘密が隠されていること間違いなしです！ 灰原の推察では顔無し鬼の肉体はただの器なのではないかという話でした。 そうすると洞窟の中では魂を入れ替える何らかの儀式的なものが行われているということなのでしょうか。 肉体は人肉で補強するとか、朽ちたら肉体を入れ替えるとか…いわば転生のようなものですよね。 それが成されているのであれば顔無し鬼が何百年にもわたり生きながらえていることにも何となく納得がいきます。

果たして鬼の顎門と呼ばれる洞窟にはどんな秘密が隠されているのでしょうか…。