鬼獄の夜・第163話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第163話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

結局、紫蝶と陰斗は最後まで愛し合ってしまいました。
2人はよもや自分たちが血縁者の可能性があるなんて思ってもいません。

これまで何十人もの女を抱いてきた浮名の陰斗。
しかしこれほどまでに心まで満たされたのは、初めてのことでした。

陰斗は満足感を得ると共に、果たしてほんとにこれでよかったのかという不安感も抱きます。
世間のことを何も知らない、素性も知れぬどこぞの箱入り娘の姫を抱いてしまったのです。

陰斗は紫蝶を抱き寄せます。
すると陰斗の中から、先程感じていた不安が消え去りました。

紫蝶が自分を見上げて、心底幸せそうな表情をしていたからです……。

愛の言葉を囁く陰斗。 ハッキリと紫蝶の耳に届くように、言葉を紡ぎます。

「愛している」という言葉の意味をハッキリとは理解できない紫蝶でしたが、陰斗が自分を想ってくれていることだけは感じたようです。

紫蝶はそのまま陰斗に身をゆだねるのでした。

一方で占い師から許すまじき話を聞かされた桔梗。
自分こそが陰斗ともう一度やり直せると信じて怪しげな宗教に祈りを捧げてきたのに……それが一瞬にして無駄に終わってしまったのです。

歯ぎしりで口から血を流しながら帰っていく桔梗……。

すると占い師が座っている台座の袖の方から、大成功だなと言う声が聞こえます。

そこにいたのは、右大臣です。

この占い師はどうやら右大臣に指示されて桔梗を占い、占いの内容も彼に指示されたものだったようです。

占い師の正体は、古よりこの国を裏で操ってきた魑筮（すだまめどぎ）一族の長でした。
魑筮一族は呪術によって政治を行ってきた一族。彼らは自分たちを、この国の真の王だと自負しています。

右大臣と魑筮一族の目的は、司馬陰斗を最強不滅の鬼にすること……！

右大臣は今まで鬼による恐怖によって人々を纏めあげて、国を治めるというやり方で政治を行ってきた外道だったのです……。

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右大臣がそもそも陰斗を育てたのも、桔梗を養子縁組したのも、全ては陰斗を鬼化させるための下準備だったのだそうです。 やっぱり右大臣が黒幕でしたね。 一枚噛んでるどころか、もうドンピシャで真っ黒でした。

そして新たに出てきた魑筮一族……まず読めなかったですね最初。 そして変換でもでてこない…めちゃくちゃややこしい感じの変な人がいっぱい登場してきました。

自らを「真の王」と話す彼らの長ですが、なんだか見た感じではただの怪しい宗教にしか見えないんですよね。

そしてラストシーンではなぜか魑筮一族の長と右大臣がキスをしていて、もう何が何だか訳がわからないです！

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