鬼獄の夜・最新100話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第100話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

鬼獄の夜・第100話のネタバレ

美空は紫によって口を塞がれ、身動きを封じられていました。 その目の前には床に倒れて意識を失う恭平の姿が…。

美空は必死の思いで紫の手を噛み拘束から逃れて、恭平のもとへ駆け寄ろうとします。

が…あと一息のところで目の前の重い扉は中に恭平を残したまま閉ざされてしまうのでした…。

 

その場に泣き崩れる美空。

柴はトドメを刺すように、ザンネンだったね…またアンタのせいで人が死んじゃったね、恭平もアンタに惚れていなければ死なずにすんだのにと毒のような嫌味を吐きます。

美空は激しい憎しみの表情で柴に反論しました。 柴が鬼を囲っていなければ晴馬も死んでいなかったしこんな未来は無かった！と叫びます。

ここで柴は、なぜ自分が二年もの間美空のことを放置してきたかわかるかと聞いてきました。

そしてこう指摘するのです。 美空は大事な弟を思う時も、死んだ友達を嘆くときも、必ず柴のことを思い浮かべていると…。

苦しいリハビリに耐えたのも早く僕に会いたかったから。 本当は灰原さんなんかよりずっと僕のことで頭がいっぱいなんだ。

美空はこの世で誰よりも僕のことを想っている、自分ではそれに気が付けていないだけ。

美空は僕の為に生きているんだ。

そんな世迷言を言い連ね始めた柴…。

 

そして彼は美空のことを優しく抱きながら、幸せにするよと囁いてきたのです。

さらに…美空が全部を捨てて柴を受け入れるのならば、もう美空から何も奪わないという条件を提示。

自分が抗うせいで大切な人たちが皆殺されていく…。 そう思うと美空の中からは「諦め」以外の感情が消え失せていってしまいました。

もう疲れちゃった…そう呟いて無抵抗になる美空。

柴はそんな彼女に、受け入れるのなら態度で示せと命令します。

美空は心の中で大切な皆に謝りながら、灰原だけは生き残ってほしいと願いつつ… 柴に土下座をするのでした―――。

 

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鬼獄の夜・第100話の感想

ついに美空の心に限界がきてしまったようですね…。 こんな屈辱と悲しみなんて他にないと思います。

しかし自分のせいで大切な人たちが命を落とすことになるのだとしたら、自分を犠牲にしたくなる気持ちは当然といえば当然かもしれませんね。

すでに命を落とした犠牲者がいるわけですから時すでに遅し感がありますけど…。

せめてまだ生き残っている灰原が何かしでかしてくれないかなぁ…と願うばかりではあります。

美空もあの性格なので、柴に屈服したように見せかけて実は腹の底では反撃の機会を狙っているだけかもしれませんしね！

まだまだ諦めるのは早い！美空！ 悲しみと屈辱をバネに、起死回生を狙うんだ！