鬼獄の夜・第109話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第109話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

鬼獄の夜・第109話のネタバレ

月明かりの下、鷹介は高校時代の卒業式のことを語りながら車の準備をしていました。 語り掛けている相手は、なんと…晴です。

高校の卒業式…美空は他の生徒や保護者がドン引きするほどに式の間ずっと泣きじゃくっていました。 どれだけ弟のことが大好きなんだよと美空の話をする鷹介。

彼は、自分は柴を裏切れないと呟きます。 ただの怪我だったらエリカの血が体内で消化されても生きてはいけますが…鷹介の場合は訳が違いました。 彼は一度、死んでいるのです。 生きながらえるにはエリカの血を貰い続けなければいけない身体になってしまっています。

頭部や心臓が再生不可能なほどに損傷しない限り、エリカの血さえあれば生き続けることができる身体…。

鷹介は、晴だって俺と同じ立場だったらそうするだろ？と言いますが、直後に上着を地面に投げ捨てて険しい表情に代わり、美空が晴の大事な姉であることはわかっているし見殺しになんてしたくないけど他に選択肢がないんだ！他にどうすればよかった！？化けて出るくらいなら教えてくれ！と叫びました。

[chat face="piso20191230144045.png" name="めめこ" align="left" border="none" bg="red"] あー何で晴がここにいるのかと思ってましたけどこれは晴の幻のようですね！

命を吹き返した鷹介がエリカから与えられた二つの選択肢…それは、ここから逃げて数日とも知れない生を全うするか、柴太一に使えるフリをして血をもらいながら柴家で生きながらえるか…その二つでした。

牡丹を残して死ぬわけにはいかない鷹介は、やむなく二つ目の選択肢を選んだのです。

自分は美空よりも牡丹を選ぶと決めたと晴の幻影に振り向きます。

 

そこへやってきたのは柴太一。 鬼の顎門へ向かうべく鷹介を急かします。

 

車の運転中―――。 鷹介は柴に、鬼の顎門へ行くにはまず贄取塚に向かえばいいですかと質問するのですが、柴は返事をしません。

しばらくの沈黙の後、鷹介が再び口をひらきかけると、柴はそれを遮るようにこんなことを言いだしました。 “裏切る人間はどういうやつか知ってるか？”

すると柴は前に身を乗り出して運転席の窓を急にあけ、鷹介のシートベルトをはずし…彼の頭を窓の外へ押し出したのです！

柴は晴が迷っていることに気がついたのでした。

お前みたいに弱い人間が裏切るんだよと柴は微笑みます。

車は猛スピードで走行中。 鷹介の目の前には樹木が迫っていました。

鷹介は命乞いをしますが、彼の頭部はそのまま樹木に激突し…！

辺りには彼の血飛沫が…。

 

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鬼獄の夜・第109話の感想

鷹介…ブレーキを踏めばよかったんじゃ…！？ なぜその状況でアクセルを踏みっぱなしにするのでしょうか…。 柴と話している猶予があったくらいですから急ブレーキをかければ何とかなった気がするんですけど…。 鷹介の頭が吹っ飛んだ描写そのものはありませんでしたが、樹木と車の間で血飛沫が上がっていたので、激突したことは間違いありませんね…。

鷹介はこのまま死んでしまうのか。 もし生きながらえたとしても柴から疑われているのでは、結局彼には柴家に居場所がありません。 今度こそ本当にピンチですね…。

急ぎ鬼の顎門へ向かおうとしている柴。 やっぱりエリカの動向が気になって仕方がないんでしょうね～。 美空たちもやはり顎門に向かう流れになるのかな…。