鬼獄の夜・第149話のネタバレと感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「鬼獄の夜」第149話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

鬼獄の夜・第149話のネタバレ

一族を鬼に滅ぼされた自分を救ってくれた大納言を、心から崇拝する司馬陰斗。 しかしそれを良く思わない人物が居ました。

それは、司馬陰斗の妻・桔梗（ききょう）です。 桔梗は司馬陰斗に近づく大納言に対して、刀を突きつけてきます。 “陰斗に触れる者は誰であっても許さない”と鬼気迫る表情を向けてくる桔梗。

大納言は、やれやれといった表情で、"お前も変わらないな"と言うと司馬陰斗から離れました。 "父に対してまで刀を突きつけるなんて物騒すぎるぞ"と軽く桔梗を窘める大納言。

実は桔梗にとって大納言は、鬼によって両親を亡くした桔梗を養女として引き取り育ててくれた血のつながらぬ父です。 鬼に襲われた日に司馬陰斗が生き残った桔梗を見つけ、大納言に知らせたのでした。 ですが彼らが桔梗を見つけたときには、彼女はすでに鬼によって左目に酷い傷を負っており…その傷を隠すために彼女は今もなお、不気味な能面の欠片を被り続けているのです。

桔梗は、司馬陰斗が自分ではなく先に大納言に会いに行ったことが気に入らない様子です。 ですが大納言を慕う司馬は、"先に彼と大事な話をしてから桔梗の部屋へ赴く"と言って彼女のことを見ようとしませんでした。

すると桔梗は急に左目を抑えて"傷が疼く"と叫びだし、司馬陰斗に"寝室に連れて行ってほしい"と頼みます。 大納言からも促され、仕方がなく桔梗の部屋へと行く司馬陰斗。

司馬陰斗は桔梗の左目を手でさすってやりました。 しかし桔梗は先程の叫びっぷりが嘘のように、トロンとした瞳で司馬陰斗を誘惑してきます。 勝手に服を脱がし始める桔梗…。

するとピタリと彼女の手がとまり、"自分を抱く以外で一度出しただろう"と司馬陰斗を問い詰めてきます。

再び騒ぎ出す桔梗を、司馬陰斗はぎゅっと抱きしめ、体で宥めようとしました。 桔梗は左目に醜い傷を負った顔に恍惚の笑みを浮かべ、司馬陰斗に抱き着きます…。

 

一方で、先日鬼に襲われていたところを司馬陰斗に救われた新しい女中の娘は、司馬陰斗の服を用いて人知れず自慰に至っていました。 目をつむりながら司馬陰斗を想いながら自分を慰める娘。

すると突然娘の目の前で不気味な声が聞こえます。 娘が目を開けるとすぐ眼前に、目が沢山付いている鬼の姿がありました…。

娘の瞳には、2本の角を生やした鬼の影が移ります。 直後、空を引き裂くような悲痛な叫び声が辺りに木霊し…。

 

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鬼獄の夜・第149話の感想

1000年前の過去編のお話が面白すぎてたまらないですね…。 司馬陰斗に鬼化の呪いをかけたのはこの桔梗という女性である可能性が濃厚になってきました。 病的なほど司馬陰斗を愛する彼女。 実の父にまで嫉妬するなんて相当な執着心ですよね。 ちなみに桔梗（ききょう）というのは花の名前でもあるのですが、その花言葉は「永遠の愛」です。 なんだかぞっとしてしまいますよね。